とりあえず9月までので見てた奴の最終回を全部見終わったので
「
アニメ調査室(仮)」様主催のアンケートに
参加させていただきます。
例のごとく私個人のランク付けとは評価基準が違いますのでご注意のほどを。
アンケートの評価基準は以下の通り。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
-評価条件-
だいたい80%以上視聴した作品について、作品の評価をS,A-Eで回答。
(80%の目安 : 1ヶ月に、1回程度の見逃しなら評価可能)
S : とても良い
A : 良い
B : まあ良い
C : 普通
D : やや悪い
E : 悪い
上記の条件に当てはまらない作品は、視聴状況を、F,x,zで回答。
F : 見切り、視聴はしたが中止(または見逃しが多い)
x : 視聴なし、(または視聴中のため評価保留)
z : 視聴不可(わかる範囲)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ではではいってみましょう。
2011秋調査(2011/7-9月期、終了アニメ、35+3作品)
01,NO.6,C
02,R-15,E
03,日常,B
04,BLADE,x
05,ゆるゆり,B
06,まよチキ!,D
07,ユルアニ?,C
08,青の祓魔師,C
09,魔乳秘剣帖,D
10,花咲くいろは,S
11,神様ドォルズ,C
12,神様のメモ帳,E
13,TIGER&BUNNY,S
14,ロウきゅーぶ!,C
15,うさぎドロップ,A
16,猫神やおよろず,E
17,森田さんは無口,x
18,BLOOD-C (TV2作目),B
19,セイクリッドセブン,D
20,ダンタリアンの書架,D
21,夏目友人帳 参 (3期),A
22,いつか天魔の黒ウサギ,E
23,にゃんぱいあ The Animation,x
24,逆境無頼カイジ 破戒録篇 (2期),C
25,バカとテストと召喚獣にっ! (2期),C
26,バトルスピリッツ ブレイヴ (3作目),x
27,シュタインズ・ゲート (STEINS;GATE),A
28,うたのプリンスさまっ マジLOVE1000%,B
29,異国迷路のクロワーゼ The Animation,D
30,スージー・ズー だいすき! ウィッツィー,C
31,モンハン日記ぎりぎりアイルー村G (2期),x
32,ユメミル、アニメ onちゃん シーズン2 (2期),x
33,ザ・ペンギンズ from マダガスカル シーズン2 (2期),x
34,快盗天使ツインエンジェル キュンキュンときめきパラダイス!!,C
35,デジモンクロスウォーズ 悪のデスジェネラルと七つの王国 (6作目、2期),x
36,スター・ウォーズ クローン・ウォーズ シーズン3 (3期、特番),x
37,探偵オペラ ミルキィホームズ サマースペシャル (特番),B
38,くるねこ (2期、6月終了),x
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
{総評、寸評など}
――――――
NO.6
NO.6 の人々が壁にふらふらと歩いて、解決してる雰囲気を出してましたが
メインは理想を追い求める甘ちゃんのシオンとその理想がねじ曲げられるても
見守るツンデレネズミのラブラブ物語ってことだすな。
大層な舞台装置のわりに、やりたいのはそれかよ!って突っ込みたくもなりましたが
まあ、入門編としてはいいんじゃないかなって思います。
BLものだ!って出されるより間口が広いことは確かだし。
――――――
R-15
ダメなところを挙げていくとキリがないので割愛します。
アニメは全部網羅すべきだと思っている覚悟完了した人向け。
つまらなさだけはここ数年でも指折りなので、
そーゆー視点なら楽しめるんじゃないかと。
――――――
日常
1クールと2クールの楽しさがこんなに違うのも珍しい。しかもずっと同じ舞台、
同じテーマでやってるのに。 スタッフがそれだけ気合入れて、どこがダメなのかを突き詰めて
作りこんできたってことかな。
最終話を終始笑顔で見ることができたってことは、キャラ全員を 好きになれたってことやね。
楽しい気分にさせてくれる作品でした。
――――――
ゆるゆり
ちゃんと可愛いデザインのキャラクターたちの軽く萌えられる程度の百合成分と、
それすらもネタの一部としたジワジワと作品世界にのめり込ませてくる
コメディ色の強い部分の融合が、さっくりと見られる百合コメディとして
面白かったとこだと思います。
やっぱり笑える作品ってのは、自然と評価が上がりますね。
――――――
まよチキ!
女の子のデザインや、作画の安定度、エロさは萌えアニメとして及第点だったのですが
徹底して薄っぺらいところで勝負してきてるシナリオが私の性に合いませんでした。
何か障害があって、それを乗り越えなきゃいけないけど、
驚くほどあっさり解決しちゃって深くドラマを掘り下げようとしない。
女の子の感情の芯の部分にも迫らない。
女性恐怖症云々に一定の答えを出そうともしない。
何に対しても保留のまま終わっちゃったので、面白さがなかった。
――――――
ユルアニ?
全体的にコメディ押しの作品群でして、狙ってやってるんでしょうけど
見ててクスっと出来る程度の軽い仕上がりのものばかりで
爆笑できるインパクトがないのが、物足りなかったですね。
軽く笑いたい時なんかはうってつけの作品ですけど、心に残るかって話になると
首を傾げざるを得ないです。
――――――
青の祓魔師
あまりそつはないんだけど、
この作品ならではの突出した面白さってのが発見できなかったな。
これ以外物語を読んだことがないーみたいな人にはいいでしょうけど
ふつーすぎて物足りないわ。
兄弟の絆ってのはよく出ていたので、女の子にはウケがよさそうだけどね。
――――――
魔乳秘剣帖
ギャグはもちろん、戦いの中でペロンとか、おもむろに出す乳は色気もなにも
あったもんじゃないってのがまた証明されたましたねえ。
恋愛関係の某もないもんだから、恥じらいってのが欠如してるのも痛い。
オッパイコメディとしては成功だと思いますけど、
誰得なんだと思う出来になってしまった。
――――――
花咲くいろは
女子高生ドタバタ繁盛記として安定しすぎていた。
暗い展開があろうと、おはなをはじめとした生き生きとした登場人物たちの
おかげで元気をもらえる作品でした。
波風があろうと踏ん張ってひたむきに頑張る姿ってのはいいやね。
――――――
神様ドォルズ
お話的にも、キョウヘイとアキの確執と村社会ならではのしがらみ、
先生との悲痛な過去、とここまではよかったのですが、村に眠る謎のカカシと
それに関連するマヒルとの過去なんつー要素まで持ち出したもんだから
雑然としたままで終わっちゃいましたねえ。
アキとの因縁だけに終始すれば、収まりもよかったんでしょうけど原作縛りかー。
――――――
神様のメモ帳
色々とダメなところがある作品でしたが、致命的にダメだったのは
出番はやたらあるくせに、魅力が一切ない主人公。これに尽きると思います。
――――――
TIGER&BUNNY
今年度を代表する面白さのアニメ。
ヒーローというあえてダサい要素を全面にもってきて、
しかも主人公が30すぎのオッサンという、これまでの深夜アニメの発想を覆す
ネタであるにも関わらず、コテツに代表されるひょうきんなトークと
コメディ色を忘れない小気味いい会話劇で見ていて退屈させない。
アニメに新しい魅力を打ち出してくれた作品だったと思います。
萌えアニメ然としたものでなく、こーいった意欲作が成功する分には
まだまだ、日本のアニメも捨てたもんじゃないなと思わせてくれますね。
――――――
ロウきゅーぶ!
法に触れない爽やかでナチュラルなロリコンという
新しさを打ち出してきた意欲作。
でもどうしても引っかかるところがありまして。
それは絵の不安定さ。キャラクターの動きもですが
絵柄が好み、好みじゃないというより、萌えアニメとして
必要最低限であり、土台である女の子たちの顔が崩れているのが残念すぎました。
もうちょっと予算とスケジュールがあればねー。
――――――
うさぎドロップ
人間の子供としての成長と親としての成長が描かれている作品。
ただのロリコンアニメと言うなかれ。独身者と子供を持とうとしない
夫婦へのメッセージ性も高い、見られる出来になってたと思います。
もっとも、既に子供を持っている親御さんがどう受け取ったのかは
知るべくもないですが(笑
――――――
猫神やおよろず
まゆとゆずの絆を描くのも、まゆと大黒天の娘と、偽許嫁との仲を描くのも
神様としての役目を描くのも、他色々も中途半端に手だして
まとまりがなかった印象です。一つ一つの要素が特筆するほどの魅力もなかったし。
総じてゆるい展開なのに、たまにシリアスモードになるのも、
違和感を覚えて、もにゅもにゅっとしたな。
――――――
BLOOD-C (TV2作目)
話のテンポが間延び気味で悪く、どんでん返し(笑 みたいな展開でしたけど、
一転突破したグロの破壊力と手抜きのなさは評価せざるを得ません。
子どもが見たら性格がねじ曲がること請け合いの描写をこのご時勢に
よくぞやりきった。
――――――
セイクリッドセブン
教科書通りのことは出来てると思いますけど、それだけじゃあまり
楽しくないんですよね。
主人公のアクがいまいち弱いのが展開をおとなしくさせてるのかしら。
せっかく若菜っていう素材があるんだからもっとうまく使ってほしかった。
――――――
ダンタリアンの書架
一話完結のエピソードもグッとくるものがなかったしお話がどうというより、
ガイナックスの演出技法と数少ないダリアンの可愛いシーンを楽しむアニメだったかな。
――――――
夏目友人帳 参 (3期)
夏目が人と妖の両方に向きあって、どちらも大切な自分の友人たち
なのだと自覚し、またひとつ成長していくーっていうテーマが
ちゃんと描かれていて面白かった。
どちから一方でも欠けてしまったら夏目貴志ではないっていう
エピソード構成になってて、よく出来てるわあと唸らせるシリーズでした。
――――――
いつか天魔の黒ウサギ
作画レベルも高いし、キャラも可愛い。ただ、思わせぶりに描くくせに
回収するつもりが毛頭ない独りよがりな設定に作品が引っ張られすぎた。
突拍子も無い展開の連発に、何の意外性もないメインシナリオ、
そして伏線放り投げとお話が残念な出来っだった。
――――――
逆境無頼カイジ 破戒録篇 (2期),
アスキーアートで見たことのある一条さんの名セリフなど、見所はあったけど
最後は盛り上がりに欠けてました。
立木さんと萩原さんと浪川さんの演技と演出でなんとかって感じ。
1期の時のギミックと比べるとショボくなってるのは否めないですね。
――――――
バカとテストと召喚獣にっ! (2期)
シリーズ自体は新鮮味が薄れたとはいえ、1期と同じクオリティの
いい意味でのバカらしさを追求したお話。
ただ、マンネリ感は否めないのでちょっと評価は低くなっちゃうかな。
アキヒサ関連の三角関係を突き詰めて、恋愛でずずいっていくと思ったら
ユウジの過去話が入ったりで構成がチグハグだったのもあるしね。
――――――
シュタインズ・ゲート (STEINS;GATE)
前半部はタイムパラドックスのギミック遊び、中盤部は見え始めた巨大な陰謀への
対抗と世界へ及ぼした影響、そして後半部は運命に抗うための岡部の抗争と
仲間たちの想いが詰まったドラマ性が高いシナリオのオンパレード。
構成も見事で、2クールでやる価値のある見応えのある作品でした。
惜しまれるのは作画の不安定具合かな。助手の頭が卵型すぎて笑っちゃう話が
いくつかあったので(笑
――――――
うたのプリンスさまっ マジLOVE1000%
逆ハーレム系のアニメって男でも惚れるような美男子たちを描いてくれると
こんなん有り得ねーと思いつつも、笑いながら見れちゃうものなんです。
その点このアニメはネタも豊富だし、恥ずかしいくらいカッコいい演出もあるし
歌もいいしで、申し分ない出来でした。沢城さん補正で春歌も可愛いしね。
――――――
異国迷路のクロワーゼ The Animation
ドラマ的にもいまいち心に迫るものがなかった。
ユネとアリスが仲よさげに遊んでいるのを見るのは癒されるには癒されるのですが
世界の美しさや人の心の温かさを描くには、少々荷が勝ちすぎるエピソードと
構成だったと思います。
――――――
スージー・ズー だいすき! ウィッツィー
幼児向アニメの異常性ってやつを分からせてくれるいい教材。
大人が真面目に理解しようとしちゃダメね。
――――――
快盗天使ツインエンジェル キュンキュンときめきパラダイス!!
キュンキュンも、ときめきもしなかったけど
わりとシリアス目なことやっても、軽いノリで覆しちゃう
バカみたいな軽さが気に入れる人なら、好きになれる作品なんじゃないかな。
まあ、B級なのは変わりませんが嫌いじゃなかったですね。
――――――
探偵オペラ ミルキィホームズ サマースペシャル (特番)
ギャラクシーエンジェルの遺伝子を継いだ貴重なカオスアニメなので
2期も頑張って欲しい。
――――――
画像付きの記事はサイト内検索を使って探してみてください。
はー、ようやっと終わった。