
(ハッピーエンドというかなんと言うか)
異国迷路のクロワーゼ 第12話(最終話)の所感です。









ポワポワしたキャラデザと温和な音楽、パリの緻密な世界観描写で見ていて
気持ちが安らいでくる、いわゆる癒し系を地で行く作品。
大した事件は起きずに、ユネとクロードが毎度小さな諍いをしつつ
アリスの屋敷に遊びにいくってのを繰り返しながら次第に心を通わせていく~
って流れなんですが、如何せんクロードがダメすぎた。
不器用で手前勝手な価値観を言葉足らずにユネにぶつける彼の行動。
これが最終話までずっとやられるんだもの。何も成長していないって、
さすがにイラついてきましたわ。
しかもオスカーが万能すぎるせいで、挽回するチャンスもないままに
フワフワっとしたまま仲直りって流れが多い。
話の終盤でしたり顔にいい事言っても次の回には些細な事でキレるってのはどうにもね。
ユネの笑顔がクロードの言動で曇るのが楽しめるって人ならいいんでしょうが
どうにも、音楽と絵で誤魔化されてる気がしました。
わりと触れられていたクロードとカミーユの確執は軽く触れた程度で核心には
迫らなかったし、ドラマ的にもいまいち心に迫るものがなかった。
ユネとアリスが仲よさげに遊んでいるのを見るのは癒されるには癒されるのですが
世界の美しさや人の心の温かさを描くには、少々荷が勝ちすぎるエピソードと
構成だったと思います。
「ギャルリの家族になれた~」みたいな事言ってましたけど、ギャルリの敵である
アリスの家に遊びに行ってた印象のが強いんですけど(笑
そんなこんなで、いまいちのめり込めなかったです。
クロードのアレさと、お話にパンチが効いてればよかったなあ。
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クロードとカミーユについては原作のストックがなかったのでしかたなかったと思います。
ああ、原作未完だったんですね。だったらアニメ化は時期尚早だったのかも?
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異国迷路のクロワーゼ 第12話(最終回) 「屋根の上の猫」 感想
オスカーが、おいしいところを持って行きましたね。
何てハイスペックな爺さんなんだ。
湯音が少しずつギャルリに馴染み、クロードと買い物にも出かける様になったある日。
クロードの仕事の手伝いを...
[2011/09/23 22:38]
URL
ひえんきゃく
異国迷路のクロワーゼ 第12話
「私、ギャルリの家族になれたでしょうか?」
もちろん、湯音はギャルリ・ド・ロアの家族です
湯音をみんなが探してるシーンを見て、すっかりギャルリ・ド・ロアの大切な一員になったんだぁ~って思いました。
[2011/09/24 00:25]
URL
記憶のかけら*Next
異国迷路のクロワーゼ 第12話 「屋根の上の猫」 感想
普遍的な存在―
[2011/09/24 16:41]
URL
wendyの旅路
異国迷路のクロワーゼ 第12話「屋根の上の猫」 (最終回)
湯音ちゃんの素敵んぐスマイルとも今回でしばしお別れ。
途中ちょっとしょんぼり展開もあったけど、良い感じに和んで終了。
それにしてもお姫様だっことは…クロードもやりよるのうw
ギャルリの人たちと...
[2011/09/24 21:59]
URL
のらりんすけっち