
そして放映が終了してから一年半ぶりに一日で全部目を通しました。

原作と似て非なる設定や独特の色彩、キャラクターデザインが裏目に出て
決して大衆受けする作品ではありませんでしたが、
私の中でこの作品は2008年ナンバーワンです。
いつ見返して沁みる台詞やプレスコならではの会話劇、紫の可愛さといった魅力は
もちろんのこと、音楽や美術、何気ない所作が登場人物全員を
確実にその世界に生きていると思わせてくれる説得力を出していると思います
どこを齧っても私のハートにど真ん中ストライク。

願わくばもう一度とは言わず、何度でもこのスタッフで新しい作品を
製作してもらいたいものです。
コメンタリー聞きながら見返したのに、節目のシーンで涙ぐんでる自分がいて
本当にこの作品が好きなんだなあと改めて思いました。