
(表現だけは個性的で楽しい作品だったな)
夢喰いメリー 第13話(最終話)の所感です。









強大な力をもつミストルティンにほぼ無策で立ち向かった
メリーとエンギは案の定手も足も出ず撃沈。
それを見かねたユメジが俺の出番と剣をとるが~って感じの最終話。
話の内容はともかくミストルティンのデザインや人を舐めきった表情、
残忍な性格はいかにもな悪役で、結構好きですね。
勇魚の夢魔食べた時の顔なんて最高。
ただなんて言うかその、話がつまらなすぎるよねこれ。
ミストルティンが明らかに手を抜いて戦って、負けるまで待ってるみたいな
戦闘はどこにでもよくある光景なのでさほど気になりませんが、
勝利の鍵が想いの力ってのがどうにも説得力に欠ける。
やる気次第でいくらでも強くなれるって触れ込みですが
そんなら最初戦った時はみんな本気じゃなかったってことかって思う。
これが普通のバトルモノならこーゆー安易な展開もありなんでしょうが
この作品は人の想いを何より大事にしているものでしょ?
そんな作内でこんな手法で逆転されたんじゃたまったもんじゃない。
これまでの戦いは何だったのとテンションだだ下がりですわ。
心と記憶と夢をなくして頑張ったチヅルが可哀想。
絶望の花の中でユメジに信じてもらえなかったとしょげているメリーが
何の心を通わせることなく復活して立ち直る展開やユイがエア吹奏楽
やりだしたのも結局何がやりたかったのかよく分からんかったなあ(笑
そして何よりおかしいと思ったのはあれだけ必死に守ってきた夢を
最後の最後で「人は何度でも夢が見られる」で〆てしまうこと。
いや、実際そうなんですけど君たちが今までやってきたことは
何だったのか胸に手を当てて考えてみなさいって頭抱えちゃいましたわ。
夢世界の独特な背景や個性豊かな表情をするキャラ絵なんかが魅力で
特にメリーさんの臍がウリの作品となりましたたが、如何せんそれだけでした
シリアスをやるなとは言いませんが、キャラクターの言動や行動には
ちゃんと感情移入できるように、妙なことさせないでほしいです。
先生のキャラも結局嫌がらせがしたいだけのドラマ性が薄いこと
この上ないものだったしねえ。こと話のつまらなさでは3月期トップでしょう。
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夢喰いメリー 第13話「夢、ふたたび」
夢での強さは、想いの強さ――。
夢路が斬りかかるもミストルティンに敵うまでもなく。
千鶴が動けずにいるのに、レオンはもうひとつの選択があると。
戦って勝利するもよしだ…。
▼ 夢喰いメリー 第13...
[2011/04/12 12:58]
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