
(持とうともしなかった情熱を呼び起こしてくれました)
バクマン。第25話(最終話)の所感です。















三者三様の面持ちで会議結果を待つシリーズ通しての総決算な最終話。
きっちり2クールでここまでもってくる安定した構成にまず感謝したいです。
毎回のエピソードの引きも実にすっきりしていたのは、元々が週刊連載だったてのも
あるのかな。にしてもうまかったと思います。
あたたかい気持ちになるか、続きが気になるやつばかりだったもの。
で、綿密な会議シーン。どの編集もプロらしい最もな意見が飛び交う納得の内容でした。
いや、あくまで素人目で見てのことですけど冷静に各作家の技量、センス、将来性、
安定性を評した上で、感情論というか編集の目利きによるイチオシとか
否定する材料がない「最もらしい」もので面白かったです。
子安声の人がちょっと目立っていたので何かと思ってましたが、2期の伏線となる
超新星担当でしたか。何故子安さんがキャスティングされたか分かるってもんですね。
あと、ナチュラルにメガネを光らす編集長がぱねぇっす。
私もこんなアビリティが欲しい。
会議結果はー、まあ主人公ですし、この結果に見合う努力をこれまで存分に
見てきたので素直によかったなと思いましたね。夢をくれた人、
夢を歩みだすきっかけをくれた人、そして夢を追い続ける元気をくれる人。
最高のこの台詞にはジーンときましたよ。
この作品には幾度となく、今となっては恥ずかしい気持ちを思い出させてくれる
エピソードがありましたがその最たるシーンでしたね。
夢に対して純粋で真っ直ぐすぎて焼却されそうです。
漫画や声優じゃないにしろ確かな夢を見定めて頑張ろうとしている
思春期の少年少女にはまた別の感情が芽生えるのだろうなあ。
眩しすぎて見えないっす。
プロの漫画家を目指すという異色の作品でしたが、作品のクオリティは極めて高いです。
飽きを感じさせない毎回の印象的な引き。
キャラクター達の行動や台詞に冗長性が少なく(新妻エージ以外ね)、
現実にこんな子たちがいてもおかしくないんじゃないかという確かなキャラ造形。
経験に裏打ちされている業界知識とそれを分かりやすく、ストレスなく
物語に入れ込んでくるシナリオ。
単に夢見て恋する少年少女のお話じゃなく、ちゃんとした大人が脇を固め
深みのある仕上がりになってる。毎週が楽しみなアニメでした。
潔く分割4クールと言ってましたが、こんだけ区切りよく終わらせてくれれば
文句なしです。既にジャンプで散々流行っている後ですが、
未見なら人を問わずお勧めできますね。
でも、まあもっと面白くなりそうなのでランクはAにしときます。
続きは10月かな。待ち遠しい。
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バクマン。 25話(最終回)
第25話 「ありとなし」
漫画を描く工程と、漫画家になる行程が分かる面白いアニメでした。
漫画の編集さんの事も少しわかって、こんな事をしているのだと興味深かったです。
最後の連載会議でのやり...
[2011/04/15 23:30]
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ワタクシノウラガワR