
(いい話…だったのかな)
フラクタル 第11話(最終話)の所感です。












おっさんによるNTRという誰が得するのかよく分からない引きを受けての最終話。
愛の物語を謳うにはあまりにも下衆な敵役な気がします。
祭司長は祭司長でフリュネを殺そうとしたのに、人が変わったかのように
温和になってる。公的な場だからちゃんと振舞っているのでしょうが
少しはこれまでの流れをなぞったキャラ描写をしてもらいたいなあ。
イヤイヤやってるように儀式をしているとかさ。見てて不安になってくるわ。
フリュネが選んだ選択はフラクタルシステムを再起動させること。
クレインもフリュネもそれまで生きていた世界を抜けだし、違う視点でもって
世界を見つめ直したことで人を愛するということ、多様な価値観があること、
管理されない生き方があることを知りました。
その結果導き出した答え。それは現状維持して、ゆっくりと時間をかけて元々の生活に
人々を回帰させていくこと…なのかな。
ちょっと深読みしすぎな感もありますが、落しどころはこんなとこでしょ。
まあ、決断に至るまでを見る限り、人間のことを想ってより、
クレインとネッサと共に生きたいという動機からのが強そうですが。
システムが破綻するとドッペルが消えちゃうから
その前に同化してしまおうってのが狙いなのかね。
感動させようとする演出はちゃんとされていると思うんですけど、
キャラクターに感情移入させるようなパーツが欠けていたと思います。
それはひとえに1話から通してのエピソードの積み重ね、キャラ同士の交わりに尽きる
と思うのですが、なんかどれも薄っぺらくて沁みてこないんですよね。
大作感を出し、清潔な風を装うと思ったら、NTRや処女審問といった
訳の分からないことをし出すわで、なんかやりたいことだけやって
まとまりがないシリーズに思えました。
フラクタルなんて描ききれないものをやるんじゃなくて、
快活なボーイ・ミーツ・ガールモノにしといたほうがよかったんじゃないって思う。
美的なセンスや世界観は頑張っていたと思うので、評価はBでお願いします。
もっと素直にクレインとフリュネを描いてれば人気も出ただろうにね。
ランクの説明は
こちら<TB送信先>
http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52164745.html
http://ochatsu.blog36.fc2.com/blog-entry-2049.html
http://wendykai.blog60.fc2.com/blog-entry-1345.html
http://nekoko.at.webry.info/201104/article_1.html
http://seraraku2.blog59.fc2.com/blog-entry-5504.html
http://hienkyaku.blog50.fc2.com/blog-entry-1853.html
全話一気に見てジブリ臭いな?とは思ってましたが・・・
SS見て、ああ彼女はラナだったのだなぁ、と
妙に納得
SSって?ショートストーリー?
ジブリでラナっつーとコナンのラナですよね。通しで見たことないから分からんけど
とらえどころがないけど頑固で芯の強い性格ってことなんかね。
スクリーンショット( Screen Shot )のつもりでした。
そして、そう。
ラナは未来少年コナンのヒロインでございます。
そこかしこにオマージュというには、あけすけ過ぎるネタがころがってました。
若い衆はナディアをリスペクトしたと思ってるかもでつが
コメントの投稿