
DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第04話の所感です。

1期の時とは打って変わってスオウちゃんを育てながら東京まで旅する
ロードムービー的な展開になるのかしら。
素人の女の子をエージェントとして育成していく一級の殺し屋って聞くと
私が見た数少ない洋画の1つ「レオン」を思い出しますね。
最初は反目し合った2人が徐々に打ち解けていく、そんな展開になるんだろう、
なってくれと思います。いまは最高に仲悪いですけどね(笑
親父さんを殺したってのを弁解しないのは、スオウの心を復讐で
縛ることで不安定にさせないためかな。
と、口下手なヘイさんの行動を察してみたり。
能力者バトルアニメってことで、さすがにバトル作画は目を見張るほど動きますね。
ワイヤーアクションもさることながら、人の体が存分に動いているのを見せられると
バトルに説得力がでます。だって見て楽しかったらいらないなんて思わないでしょ?
あと能力者だからって少年漫画みたいになんとかの能力!とか名乗らないで
息を吸うように使ってきます。そこがまた戦いのテンポを妨げないのでいいですね。
能力の代償システムのおかげで、凄惨なことが行われているのに
私の心が緩んでしまうのは以前書いたとおり。
マジックの種明かしをしなくちゃいけないってのはいいキャラだったなぁ
すぐに退場させるにはもったいないキャラ多すぎです。

ジュライ君がよく分からん流れで仲間になったり、背景を知っていないと取り残される
勢い任せな点も相変らずですが、色々な組織や立場の人間が入り乱れて
場面展開がなされてもテンポのよさのせいか
はたまた各陣営に魅力的なキャラが多いせいか不快じゃないです。
そうなってたのねとすんなりと受け入れることができる構成なんで
退屈はいまのとこどんなシーンでもしてないですね。
インちゃんがなかなか出てこないし、ヘイさんも意味深なこと言ってるしで
謎は深まるばかり。続きが楽しみですわ。
ガッチガチのシリアスな話なのに、どこか間の抜けた3枚目をきどるアニメ。
手堅い作品です。