
(よく言った!)
放浪息子 第10話の所感です。









ものっそい駆け足でエピソードをこなしていった印象。
だって、春先に起こった事件から夏休みを経てあっという間に2回目の文化祭
なんだもの。ニトリンの行動によって家族や周囲の人たちが受けた様々な影響を
細かく描いていったら暗いだけのお話になるから、あえて早めたのかなって
好意的に受け取ってますけどね。
人の噂も75日みたいな、そんなほとぼりが冷めるリアルな期間が出ているなーって
思いました。
ニトリンを取り巻く様々な人たちが彼の事を想い、困惑し、受け入れ、
自分なりに動いている姿にちゃんと生きている人間たちが作中にいるんだなと
感慨しきりなお話でした。
アンナちゃんのことは残念だったけど、そもそも恋人として
付き合うには限界があったものなあ。キスもしたくない、ただ可愛いから
一緒にいるって関係は先がないもんね。
どちらかにそういった情念があれば話も違うんだけど、
アンナちゃんはニトリンを弟として、
ニトリンはアンナちゃんを可愛いという「女」視点の目標として捉えていて、
独占欲めいたものが見受けられなかったしね
ああ、土井。てめぇは許さねえ。まあ期待通りの下衆っぷりに
安堵はしましたけども(笑 ニトリンはよく言ってやった。
次回のタイトル的に最終回っぽいですね。う?ん色んな登場人物がいて、原作未完で
どう気持よく落としてくるのか。出来が怖いけど、ちゃんとやってくれると願いたい。
ニトリンの進退もそうですけど、高槻くんの元鞘なのか、
千葉さん逆転勝利なのか。恋愛的なとこも気になるねえ。
<TB送信先>
http://hienkyaku.blog50.fc2.com/blog-entry-1834.html
http://norarincasa.blog98.fc2.com/blog-entry-163.html