
(オタク流落としテクニックマニュアル)
神のみぞ知るセカイ 第01話の所感です。









ギャルゲー百戦錬磨の主人公(桂馬)が悪魔(エルシィ)との契約によって、
現実の女の子を落とす羽目に。
現実の女の子には興味もなければ、付き合ったこともない桂馬が
契約不履行による死亡回避のため奮闘するというなんつーか、
エロ漫画でよく見る設定のアニメでした。
人間死ぬ気になれば何でもできると言うけれど、恋愛感情を特に持っていない相手に
ひたすらに自分の恋愛哲学を貫く桂馬はスゴイですね。
垂れ幕やアドバルーンなど一見馬鹿らしい何の参考にもならないテクニックのように
見えますが、1人の女の子を落とすためにはここまで気合を入れなくちゃあかんよって
教えのようにも思えます。
まあ、二次元にこだわりを持っていた桂馬があっさりと三次元の女の子に
なびいていたのはちょっと残念でしたが。
ギャルゲーをやるために仕方なくーって側面とかの葛藤があっても
よかったかもですね。
心の隙間を埋めるなんて、喪黒福造のような設定ですけどその方法が女の子を
口説き落とすってだけってのがなんとも少年誌らしい。
この感じだと1話毎にヒロインが出てきて、桂馬があの手この手で落としていく
インスタントラブコメになりそう。
それともまた違った方法で隙間を埋めていく事になるのかしら。
にしても下野紘さんこれで主人公何作目だ。今期で4つくらいは
やってるんじゃないのかしら。売れてるなあ。