
(全てが一丸となれ)
GIANT KILLING 第26話の所感です。









大阪に勝って以来、破竹の勢いとはいかないまでも順調に
勝ち星を重ねるETU。赤星が代表に選ばれるなど、メンバーのモチベーションが
あがるイベントも経てタツミが実施した作戦は、なんとカレーパーティ。
すごい勢いで試合の描写がされ、チームが強くなっていく過程が
ダイジェストで描かれる中で、一番尺をとったのは
このチームを司る全ての人々とのつながりの描写でした。
GIANT KILLINGでは選手は一つの要素でしかなく、あくまで監督である
タツミが主人公なんだと思わせる演出でしたね。自分のプレイを第一に考える
選手とは違い、常に大局的にリーグで勝つために行動をしている。
タツミが言っていたとおりチームが勝つためにはそれらを支える全ての
構成員が一丸となる必要がある。ピッチで戦う選手も、サポートする人たちも
お互いを意識し合ってこそ、よいクラブになる。
当たり前のようなことですけど、実践するのは中々難しいこと。
…なのかな?現実のサッカーチームの現状を知らないからこれが
すごい描写なのか、ふつーのことなのか判断ができないです。
まあ、最終話で言いたいことはこーゆーことなんだと理解したつもりです。
では、総括。
スポコンモノでは大概弱小チームが強豪を倒す形が花形ですが、タイトルが示すとおり
このアニメもそれを地でいっていました。確かに名古屋や大阪の試合では
それを成し遂げていましたが、何といいましょうか。堅実すぎて花がないんですよね。
サッカーには明るくないので、現実志向なんだって言われればそうか。
としか答えようがないのですが、奇想天外で何が起こるか分からない
試合のドキドキ感が足りなかった。
派手で現実離れした描写をこのアニメで求めること自体がナンセンスかもしれませんが
私の心を波打たせる展開があまりなかった。
作品性と私の好みが合わなかったのか、ふつーでしたね。
ランクはBでお願いします。
そういやカレーパーティーにガラの悪いサポーターも、お父さん連合も
来なかったな。めんどくせーからスルーなのか。カワイソス(笑
ランクの説明は
こちら