
(え、これで終わり?)
学園黙示録 ハイスクール・オブ・ザ・デッド 第12話の所感です。
サヤの家から脱出するまでの過程を描いた最終回。えー、ここで終わりなの?
って感想が最終的にはきてしまいますがとりあえず中身に触れていきます。
冒頭で撃墜に失敗したミサイルのうちのひとつが炸裂して電子機器が使用不能に。
ここらへんは私の理解不足で恐縮なのですが、このミサイルを撃ったのは誰でしたっけ?
ゾンビしかいないのに電子機器使えなくしてどうするって思ったけど
殲滅しようとして結果的に空中で爆発してしまって、こんな事態になってしまったと
受け取るのが自然なのかな。

ともあれ、そんな状況下で今回のメインとなったサヤは持ち前の博識さで
冷静な判断をみんなに共有した点がデカかった。ツンなお父さんも褒めてたし。
そうそう、サヤと親御さんとの別れがウジウジしない非常に潔いものだったので
本当に武人の家なんだなーってのが伝わってきました。
ママもただ諭すのじゃなくてまず平手打ち一閃してから話に入るあたり
サヤは昔から厳粛に育ってきたんでしょうな。
でも戦うことに全く長けていなかったのは、親御さんがサヤの自主性を
尊重して育てていた事の表れかもしれません。
大勢の者の上に立つ者として逃げてはいけないという雁字搦めの制約に
娘を縛りたくない。
サヤをタカシたちに託すのはそんなワガママからくるもの。
身勝手な自分たちを自己嫌悪しつつも、ここら辺はやっぱ親ですなあ。
感動はしなかったけど、気位の高さは感じ取れました。
そういやヒラノの評価もやたら高かったですね。幼馴染のタカシを差し置いて
ヒラノに頼むつったのは娘に惚れている男が誰なのかを
見透かしてるってことでよろしいのかな。
レイのサービスや先輩のアクロバットで無茶な姿勢制御を経て一行はなんとか
高木邸を脱し警察署へ?
国道に出てからのタカシたちがやたらテンション高かったのは
最後だからってことで暗い雰囲気のまま終わらせたくないスタッフの意図を
汲み取ろうと思います。あんな状況では不釣合いな希望に満ちたBGと
顔だったもんな(笑 ゴーストバスターズかっての。

んなこんなで終わってしまいました。
日常生活がゾンビに破壊され世界が終わってしまう。
しかも国家が転覆するほどの容赦のない勢いで。
今期のアニメの中ではかなり設定のインパクトが強かった作品で、
毎回アクションにエロスに楽しませてもらいました。
能天気ともとれるエンターテイメント要素と
絶望的な事態に真実味を帯びさせてくる世界情勢パートで、
これからどんな風に話が展開していくんだろうと退屈させない作り。
銃火器や兵器などの科学的な分野のディティールの細かさも
マニアックで楽しかったな。
まー、こんな尻切れトンボな終わり方だし原作のストックもまだあるようなので
2期は確定的だなーって勝手に思ってます。エロいしパッケージも売れるでしょう。
評価は設定の独自性とエロ、退屈させない構成、先輩の可愛さでAにしときます。
続きなるはやで頼みますね。
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