
(とがめ、大いに錯乱するのこと)
刀語 第9話の所感です。
なんだこの面倒くさくて可愛い生き物は。
いやあ、今回は刀を握った事のないシチカが生真面目な性格の変態刀の持ち主、
汽口慚愧の道場に弟子入りするっつー何とも間抜けなお話だったんですが、
とがめの勘違いからくる嫉妬の嵐がすごかった。
慚愧が若い女剣士だっつーことで最初からカリカリしていましたが
シチカが道場に行く度に症状が酷くなっていくのが楽しくも、愛おしくも、
そして哀れでもありました(笑
徐々に壊れていく彼女の仕草、表情、行動に魅せられてついついキャプを
多く撮ってしまった。とがめ百面相を記録に残したかったので
マニワニ関連の対決と否定姫のキャプはないです。
仕方ないよね。とがめが可愛すぎるのがいけない。

慚愧との対決はまあ、力量が最初からありすぎて、真剣勝負というより
お遊び的な風が強かったので見るべきところがあまりなかったのですが
慚愧との会話は流派を継ぐという事をシチカが考えるきっかけになったかなと。
もはや跡継ぎもいない、門下生もいない流派を頑なに守る事の意義ってなんだろう。
死んだ親や姉ちゃんのため?ただ強くなりたいがため?
簡単には答えが出ない問題でしょうが、とりあえず今はとがめの刀集めを手伝う
手段として有用なのは間違いない。自分を想ってくれているとがめに対して
シチカはこんな落としどころを見つけたのかもしれません。
あ、意外だったのは接吻したくらいでシチカが赤くなって倒れた事。
何ヶ月も寝食を供にして両想いなんだからてっきりやることやってると思ってた。
ここらへんのノリは少年誌的、ラノベ的な不文律を崩さないようにしているって事かな
まあ、ライトなファンタジーなんだから恋愛方面だけ落ち着いていられても困るか。
見ている分にはウブな方が楽しみがいがありますしね。

慚愧が最後「看板娘になります」とはっちゃけたのは変態刀の効果が薄れて
地の性格が出てきたからかな。ああ、でもシチカに向かって恋愛してみたいなんて
嘯いていたし案外オープンな性格なのかもしれませんね。
跡継ぎの事は心配しなくても大丈夫そうだな(笑

マニワニが変態刀を一本、そして否定姫の忍も二丁?持ってますよね。
私はあの拳銃が二丁合せて変態刀だと思い込んでいるのですが。
ただの忍の武器をこれみよがしに部屋に飾るわけもないし、確定でしょ。
にしても刀じゃねーだろこれ!ってのは鎧の時にやりましたけど銃でくるとか。
しかもオートマぽかったし。誰が弾を作ってるのやら(笑
徒手空拳で銃と戦うって事態を想定すると、真っ先に頭に浮かんでくるのは
修羅の刻で使ってた技「雹」(小石などを物凄い早さで飛ばす技)なのですが。
OPでもやり合っているようだし、シチカがどうやって対峙するか今から見ものですね。
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刀語 第09話 「王刀・鋸」
居合とは人に切られず 人切らず ただ受け止めて平らかに勝つ
[2010/09/12 21:58]
URL
物理的領域の因果的閉包性