
(はい、心を射抜く笑顔いただきましたー)
世紀末オカルト学院 第06話の所感です。
臨死体験によって別人のようになってしまったコズエを何とかして
元に戻そうって話。もういかにもオカルトですね。
マヤとアミが妙ちくりんに頑張るとこに笑いつつも、可愛いやり取りが
見られて眼福でした。ンニャローっとか、どっから声出してるんだっていう。
で、どうやら前回から引っ張ってきた星の王子様の台詞が
キーポイントになってるようでしきりにその言葉を喋らせたり、
心で見ないと分からない事があると仄めかしてきたわけですが。
オチがやっさんネタとか(笑 さすがオカルト学院だわ。
それでいてコズエの心理描写において星の王子様のくだりが
全く関係がないってわけでもないとこも憎い演出です。
文明の件のそうですけど、あんだけ感傷的にさせといて
軽くギャグで一蹴してしまう、いい意味での軽さを維持する点は
ありそうで中々ない持ち味ですよね。
また、そんなオチを使っても許容されるキャラクター、
作品の雰囲気が完全に出来ているのもいいところ。

コズエを助ける傍ら、今回は文明の株がストップ高になった回でもありました。
人類の救世主としてより、一教師としての使命に燃えるとこは正直どうなんだろう
と思いましたが、過去の映像を見るに真面目でいい子なのは間違いないようで。
大きすぎて押し付けられた使命より、自分の背丈に合ったものの方が
受け入れやすかったってことかな。
そして特筆すべきは同級生を救ってもらい、自分と同じような境遇で
年少時代を生きてきたことに共感してしまったマヤのデレ。
これぞツンデレの黄金比。極上の蜜をいただいた気分になりました。
ご馳走様。本当にご馳走様。
最後は定番すぎる文明の株をちょっと落としてのオチ。
ほんとこの作品のスタッフは私のツボを突いてくるなぁ。
エンターテイメント性が非常に高いです。
一歩間違えれば重苦しい設定の作品を最後は笑顔で〆てくれるんですもの。

作画のレベルも持ち直したようで、各キャラクターいい表情してました。
いやぁ、楽しい作品を見ると嬉しくなりますね。テンション上がりますわ。
これでマヤルートの可能性が出てきたなぁ。ノストラダムスの予言から世界を守り
未来に帰ると姉さん女房が待っているわけか。胸が熱くなるな。
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