
(これがアニメノチカラだ!)
世紀末オカルト学院 第02話の所感です。
前回裸で舞い降りてきた男にまさかこんな設定があったとは。
語られている最中は私もマヤと同様に半信半疑だったわけですが
テレビ番組のスプーン曲げ少年に絡めてくるとか、ソツのない伏線に脱帽です。
これにはマヤも私も納得せざるを得ない。
学校を潰すという目的をこうも違和感なく、納得のできる形で変えるとは
脚本が冴え渡っていますな。
マヤが口では悪態をついてもお父さん大好きっ子であることは明白なので
こうなることに不満が出るはずもないです。
1999年という一昔前だという時代設定をうまく物語の進行と絡ませているのも
面白い。文明くんのが最たるものですが他にも色々とやってくれるんじゃないかな。
ああ、予告の歌が全て出演声優さんのカバーになっていても憎い演出。
これはアルバム出たら買うだろうな…

こーいった物語の見せ方もさることながら、キャラクターの1カット毎の表情に
妥協がないところもすごい。1秒に満たないカットで最大限のインパクトと
作品の雰囲気を象徴するコミカルさが詰まっている。
これがあるとないとじゃ全然印象が違いますからねえ。
今回はマヤさんのジト目と全く喋っていないのにも関わらず
存在感が強すぎる子安が反則でした(笑
とー、コメディチックな反面、オカルトチックな怪奇演出も手を抜かず
数秒で肝が冷えるような空気に変えてしまう手腕もこれまたスゴイ。
女の子がシャワー中に襲われるなんて鉄板もいいとこですが、
それでもちゃんとオカルトモノなんだって思い出させてくれました。

ヒロインというか主人公のマヤに暴力描写が随所に見られましたが
これが彼女の味なんでしょうな。
お父さんの事を触れられて間髪入れず平手打ち入れたのは
ほんと好きなんだなって和みましたが、
やられてる文明はたまったもんじゃないだろうな(笑
基本的に気丈なマヤですけど、それだけにくだけた表情の魅力が高い。
これはキャラとしても好きになりそうですわ。
スタッフの太股へのこだわりもひしひしと伝わってきます。
…さすがに褒めすぎたかな。まあ楽しめるうちに褒めていこう。
こんばんわ。
本当にアニメノチカラを感じさせる2話でしたね。
爆笑シーンのすぐ後にホラーが来てカオスなのに、それがとても面白いですw
JKの出落ちが一番印象深いですが、マヤの顔芸も豊富ですね。
このまま最後まで楽しませてほしいですね^^
コメントどもですー。
オカルトものと言えば全体的にテンポが遅くて、終始おどろおどろしい雰囲気を
出しているのが普通ですが、この作品は緩急のつけ方がうまくて退屈しないですね。
顔芸といえば、花澤さんがやってるメガネっ子も今後に期待できる逸材かも(笑
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