
(初ゴールおめでとう)
GIANT KILLING 第12話の所感です。
因縁深い名古屋との試合。タツミ監督が立てた戦略が見事にはまり
専守防衛しつつ、業を煮やした相手にカウンターで点をとるという
今の日本代表を彷彿とさせるような試合運びになってました。
正直、素人の私の目から見てもあんまり鮮烈なものじゃなかったな。
虎の子の作戦がただのカウンターってのは現実的なサッカーモノと言えば
聞こえはいいですが、面白みがなさすぎましたねえ。
ツバキがゴールを決める伏線がビンビンに張られていたので
尚更驚きがなかったのかもしれませんが。

という内容的にアレな回でしたが、それ以上に無理やりな尺稼ぎが露骨で
ヤバかったです。アバンで3分近いあらすじをやった上に劇中でも度々回想を挿入。
ラストカットではBGMで引き伸ばして終わるというドラゴンボールみたいな
手法でした。これまでこんなことなかったのに、そこまで制作状況が逼迫している
ということなんでしょうか。
稚拙な戦術より、こっちのが今後の展開に闇を落としているので
なんとかこれっきりにしてほしいです。
せっかくワールドカップで、サッカーもののアニメの注目度も
上がりそうな時期なのにこんな出来の作品をあげちゃあ、新規の人がつかないですよ。
もっと頑張ってほしい。