
(社会の現実に打ちひしがれる妹)
WORKING!! 第10話の所感です。
次回予告から察するに、妹がずっと出ずっぱりでワイワイガヤガヤすると思ったら
メインは告白したイナミさんのその後の話でした。
他のメンバーのエピソードもちょくちょく入ってたし、キャラクターの魅力を
満遍なく見れた感じ。
イナミさんのヒロインゲージの溜まり方が留まることを知らない。
巷で言われる、ボコデレというのはこういう振る舞いのことを言うのね。
照れ隠しのために、殴られるタカナシは哀れですが慣れってものは恐ろしい。
むしろ症状改善のために、治るまで付き合うと言い出す始末。
彼に恋愛感情が全くないのが余計に事態を混乱させているような気もしますが
イナミさんもそれを自覚しているようで、片思いながらも
頑張ろうとしている心情は堂々たるヒロイン力でした。
つか、あの年代の男子なのに、あそこまで同世代の女の子に興味持たないのは
どうなんでしょ。初対面で殴られた時から恋愛対象から外れたってことかな。
うーむ、分からなくもないけどいくら姉たちを通じて女性への
幻想がなくなっているとはいえ全く興味がないわけではなかろうに。
変に生真面目な性格から、店長の「バイト間恋愛禁止」を真に受けての行動だったり
するかもですが。

で、Bパートでやっと出てきた妹のなずなさん。即興で思いついたにしては
もっともらしい社会体験レポートと、店長への貢物を用意とは
ただの小6とは思えないですな。動機がお兄ちゃんの彼女ってどんな人なんだろう
というブラコンめいた?ものなんで二次元らしく、いじらしいものではあるのですが
そのしたたかさがすごい。
自分に関わるものは兄の彼女でさえ利用しようと思考する理念は
一体誰から教わったものなのかしら。歳が歳なんで、可愛げはあるのですが
見た目は完璧に大人ですからねぇ。ワグナリアの子たちと並べると
背のデカさ、姉ちゃんたちのお下がりなのか、大人びた服が一層それを強調させます。
変な誤解を抱いたままワグナリアを後にした妹でしたが、あながちその認識は
間違っていないと思うのでよしとしましょう。
Mだと知ったときに三女がどう反応するかも楽しみだし。
電柱をベアハッグで破壊するイナミさん程ではないとは言え、
蹴りでドア破壊するくらいパワフルですからねー。

あとはー、サトウさんいじりが相変わらず酷い。好きになった相手がレズで
天然とは報われない。さらに友達宣言されるとか。
店長がいない期間は正に蜜月の時でした。
ヤチヨさんの呼び方はまた元に戻っちゃうのかな。次回が気になりますね。
山田もいい感じにウザ可愛かったし、冒頭言ったとおりこれがワーキングだ!
っていう魅力が凝縮された話でした。
ここから急展開することはないだろうし、これはもう最後まで安定コース入ったなぁ。
松本っていうメガネの子はちゃんと話すのか。
最終話でボソっと一言、それでいて声優が能登だったら笑えるのですが。
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