
(珍しく綺麗な孫策)
一騎当千 XTREME XECUTOR 第09話の所感です。
毎度ハチャメチャな展開で視聴者の理解の外にいってしまうこの作品。
4期目となる今回はどう考えても関東にあるとは思えない孤島の、
断崖絶壁の上に建てられた南蛮高校でのバトルがメインになってます。
通学とか大変だろうなぁ。ああ、全寮制高校なのかな。
綺麗めな女の子がパンツと乳を惜しげもなくさらけ出して戦うのが
このアニメの存在意義であることは周知の事実ですが、それ以外の魅力として
子供向けの玩具販促アニメかと思うほどのトンデモ設定があります。
前述の南蛮高校もそうですが、大前提の「全国制覇」という目的が
あまりに漠然としすぎていて、まるで昭和のヤンキー漫画のノリ。
とりあえず、天下をとろう!何するかは決めてないけど!という天晴れな
後先考えなさが素敵。
他にも突っ込み始めたらキリがありませんが
おそらく、この作品をお話目的で視聴している方はおられないと思いますし
スタッフもその辺は分かってやっているんでしょう。
じゃなかったら、高校の下に吸血植物があって、「むぅ、これは反魂の法」
なんて台詞を、仮にも孔明役である女の子に真面目な顔で言わせたりはしないと思うし。
中学生が考えたようなシナリオで逆に笑っちゃいましたわ。
呂布といい、このアニメ死者生き返りすぎ(笑

それでも、今期は馬超や孫権なんていうキャラクターのおかげで
バトル成分が少し緩和されて見やすくなっていた気はしますね。
抗争に次ぐ抗争じゃ息切れしてつらいですもの。
特に馬超と孫策のアホコンビが機能していて、今までに無い新風を吹かせてくれたと
思っています。決してギャグが笑えるってわけじゃないですが、闘士の運命だかで
殺伐としているよりなんぼかマシ。
そういや趙雲の目が開いてましたけど

もうちょっと作画に気合入れてやってください。
せっかくの見せ場でこれは酷い(笑
えーっとお話には期待してませんので、なるべく予想だにしない幕切れを
用意してくれたらなと思います。