
(文字通りの空回りっぷりに悲哀さえ感じてしまう)
四畳半神話大系 第03話の所感です。
毎回大学入学時に時間軸が戻って、主人公がどのような境遇に置かれるかを描き
キャンパスライフの意義をコメディチックに伝えるというコンセプトのアニメ。
というのは2話を見た時点でやっと分かるギミック。ああ、驚いた。
あえて1話と同じ構図を多用したのはループする話だと、視聴者に分かりやすく
示すためだったんですねぇ。蛾のイベントとか。
そんなルールの下、今回は自転車サークルに入るお話。
何百万もしそうな自転車のパーツ集めたり、ママチャリで四国から京都まで
帰ってきたり、この主人公ってパワーだけは人一倍ありますよね。
ただ、その発揮の仕方がいつも間違っている。
明石さんに言われてから筋肉ムキムキになれるなら、自転車部時代に
なっときゃいいものを(笑

何故か自転車盗み稼業をしていたり、悪の道に誘ったりと
オズが主人公の悪友であることは一目瞭然なのですが
彼の影にいつも1話で出てきた神様がいるんですよね。
よく考えれば、自転車を盗難しなければ明石さんとの再会もなかったわけだし
お願いされた縁結びの役割をちゃんとこなして、チャンスを与えているのかなって。
そんな風に受け取ってもいいのかしら。
まあ、オズ自体は何考えてるか分かりませんが(笑
主人公の不幸な属性により、毎回失敗してはいますが同じ失敗はしていないのが
面白いところ。ループしているはずなのに、少しずつ成長しているから
展開がどうなるか予測がつかなくて良いです。
映画サークルの先輩がそのままの立場で再登場し、
なんかよき先輩として君臨していたりと、どうやら立場が変わるのは
主人公、オズ、明石さんみたい?
オッパイクライミングがそのままトレーニングに採用されていたのは笑ったな。

明石さんとの約束が果たされて最終回という流れになるのか
それとも人形を渡してからループではなく、メインのシナリオが始まるのか。
分かりませんが、まーいまはこれはこれで演出が楽しいので見てて飽きないです。
前の所感でラブコメと書きましたが、青春グラフィティといった風が強いですね。
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どもです。
私は原作を全く見ないでアニメを見る主義なので、分かりませんが
こういう構成もありだと楽しんで見てますよ。
まあ、私の予想は当てずっぽうなのでとりあえず見るべきかと。
視聴を切るクオリティではないと思います。
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