
(これまた分かりやすいテコ入れキャラだなぁ)
Angel Beats! 第04話の所感です。
前回昇天してしまったガルデモのメインボーカルの代わりに入ってきた
ピンク髪ツインの暴走系アホっ子ユイがこれでもかと活躍していた回でした。
元野球部の日向が球技大会で天使たちに一泡吹かせるべく、奔走する様は
これまでのどこか格好つけていたものと違い、
真っ当なドタバタ学園青春モノとして悪くない出来になっていました。
コブラツイストだか卍固めだか分かりませんが、日向とユイの絡みには
笑わせてもらいましたよ。アホが多くて楽しい。

ただ、ここでも足枷となっているのが死人設定。
キャラクターがキャッキャ楽しそうにする描写はいいんですけど、
死の影が常に付きまとうのが鬱陶しいんですよ。
戦線のメンバーたちも野球なんぞにかまけてマジでやってるのか、冗談なのか
目的意識がよく分からないのも困ったところ。
泣きにブレていいのか、笑いにブレていいのか判断がつかないので
今回のようないわゆるサービス回も素直に享受ができない。
明らかな死亡フラグを跳ね除けたユイの活躍は確かにスゲーと思いましたが
この子も成仏チキンレースに参加しているわけで、
毎回出てくるトラウマ設定の標的が次はこの子かもしれないって思うと
心穏やかに見られないんですわ。

まあ、成仏チキンレースと言いましたが、生きている限り私たちも
いつかは死んでしまう運命。
作り手のメッセージが
「AngelBeatsのキャラクターと君たちはそう変わらないんだよ?
ちゃんと今を生きようぜ?」的な
ありがちなものだったとしたら「で、ですよねー」と受取るしかないわけですが。
うーん。今回のように根明な話をやるのなら死の設定とか最初に言わないで、
ある程度いったところで明かしてもよかったんじゃないかなぁ。
私はそう思えてならないです。
昔BUSINという、主人公PTと一人のNPCを除いて登場人物全員死亡済みRPGがありまして、
NPC関連のクエスト(エピソード)をクリアするごとにそのNPCが成仏して、出てこなくなるのを思い出しました。
硬派な作りのお話だったらそれもありなんですが、
中途半端におちゃらけされてもねぇ
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Angel Beats! 第04話「Day Game」
打球を取っていたら・・・
[2010/04/24 23:37]
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