
(答 コロンビア)
バカとテストと召喚獣 第13話(最終回)の所感です。
空気を読まない秀吉姉のせいで試験召喚戦争に負けたF組。
この結果に不満をもったアキヒサは再びA組と戦おうとするがー、
という最終回。またしてもテスト戦争やることになっちゃいましたか。
前から懸念していましたが、試験召喚戦争が絡むと演出とかキャラクターの台詞が
陳腐になって作品の格が下がっちゃうんですよね。
さらに今回は予定調和すぎる展開で意外性もなにもないものだったから
余計に気持ちが萎えてしまいました。
Aパートはわりかしいつもどおりで楽しかったんですけどね、
ムッチリーニはやっぱいいキャラだわ。

シリーズ通して校長先生が含みのある台詞で試験召喚戦争の意義ってのを
チラつかせていましたが、要するに個人の能力ばかり焦点を当てられる学力の中に
試験召喚戦争という個人ではどうにもならないギミックを設置することで
孤立しがちな頭でっかちエリートたちにも周りとの協調性なんかを育んでもらい
人間性も成長してもらおうっていう魂胆なんだと私は受け止めました。
んー、まあ大事なことだと思いますけど最終回まで引っ張るほどのものかな?
やたら怪しい素振り見せていたから、もっとなんかあるかと勘繰っちゃいましたよ。
それとも本当の意味がまだ隠れていたり?
異界の魔王と対峙するためとかだけはマジ勘弁な(笑
アヒキサは最後でバカっていうのは学力云々の問題じゃないってことを見せつけて
くれました。自分が頑張ってこじつけた再振り分け試験をふいにしたヒメジさん。
それを怒るわけでもなく、好きという気持ちに気付くわけでもなく
校長にかちこみにいくとか、どんだけバカなんだっていう。
鈍感というレベルではなくバカだわ。バカバカ。
愛くるしいバカならいいんですが、空気の読めないバカはイラつくだけなので
その辺のさじ加減をうまい具合にしていただけたらなと思う次第。
それにしても、笑顔でアキヒサの気持ちをないがしろにするヒメジさん、
それを怒らないアキヒサ、双方に違和感があったなぁ。
ちょっと人間的な感情の動きが見受けられなかったのが残念だった。
尺の都合なのか、オリジナル展開だからなのかは分かりませんが。

んな感じでところどころ、おや?って思う展開があったこの作品ですが
ラブコメちっくな部分は面白く、キャラクターたちに個性があり
及第点以上だと思うのでランクはAにしておきます。
そんでもってこちらも予定調和かもしれませんが、2期決定のようで。
なるべく試験召喚戦争成分を少なく仕上げてくれたらなーと思います。
ランクの説明は
こちら
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