
(何も終わっちゃいねえ!何も!テガミだけじゃ終わらねえんだよ!)
テガミバチ 第25話(最終回)の所感です。
ニセ宗教で人心を煽り、生活していた二人組みのエピソードもピリオド。
たとえ過去に虐待を受けていたとしても、罪を犯していい理由には
ならないので、石を投げられるくだりはあまり同情できなかったんですが
二人が互いを想う気持ちは昔から本物であったという節はよかったです。
腕改造されても離れたくなかったんだよー!ってのは人の弱さが出てて面白かった。
これからは罪滅ぼしのために生きるってのも読後感よかったですし。
んで、この街でのエピソードもう一本の柱。
間接的に父親を殺されたキタエリ少女の切り替えが早すぎる。
テガミバチに即色目を使うとか、
さっきまでグズグズ泣いてたのは芝居か何かなのか(笑
ラグの強制回想弾のおかげで事情を把握したとはいえ、
もうちょっとニセ宗教の二人と直接やり合うシーンがあっても罰は当たらないはず。

でー、唐突に因縁のゴーシュが美女を連れて再登場。ロダって言ってましたけど
これ第1話でいたゴーシュの白い獣のディンゴと同じですよね。
こんな淫猥なディンゴを連れて仕事してたなんて、中々やりおる喃。
ディンゴは主人の世話をするってんであれやこれやしてたんでしょうね。
という下卑た妄想は置いといて、やっとメインシナリオが動き出した感じ。
謎に包まれていたゴーシュの行方も「精霊になれなかった者」と同じ組織に属している
ってことで確定でしょう。
顔見せだけでどっかいっちゃってエンディングが出て、この先どうなるのー
って思ってたらなんと2期製作決定の発表が。やったねたえちゃん!!

って、んなわきゃーない。分割2クールってのはよく見ますが、
このクオリティの作品でまさか分割4クールを実行するとは。
途中にあるカスエピソードを除けば2クールで十分に納まる話だと思うけど
これは集英社の意向なのかしら。
それとも実はテガミバチって滅茶苦茶売れてたりするんですか?
作品の質や傾向を見るにそこまで訴求性はないんだけどな。
いや、分割4クール自体に怒っているわけではなくて
区切るならそれなりに仕上げて、気持ちのよい終わり方にしてくれっていう。
どう見てもBADENDな終わり方させて、2期製作決定です(キリ
なんてテロップ出されても。普通は2期始まる頃には愛想尽かしてると思いますよ。
ニッチが可愛かった。エピソードもつまらないものはとことんだったけど、
そこそこだった。でも、1つの作品として終わっていなかった。
なので、ランクはCです。
2期がこの評価を覆すほどに面白くなることを願って。
ランクの説明は
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テガミバチ 第25話「精霊になれなかった者」
ゴーシュへと繋がるハントの記憶
[2010/03/28 12:59]
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