
(ここのカットは可憐だった)
のだめカンタービレ フィナーレ 第11話(最終回)の所感です。
1期は2007年の一月放送ってことは足掛け3年ですか。そんなシリーズも遂にフィナーレ。
シュトレーゼマンと最高の音楽をやってしまい燃え尽き症候群になってしまった
のだめをチアキがどのように立ち直らせるかっていう展開でしたがー。
最終回くらいもっと、生の感情をぶつけあってワーキャー言いながら
やると思いきや今回もピアノを一緒に弾こうってんで音楽で解決。
アーティスト同士通じるものがあるんでしょうが、一般人の私にとっては
どうも置いていかれる感が強いんですよねこの展開。
チアキがのだめと裸一貫で向き合って話をするシーンを描くでなく
まず音楽。

この作品のテーマが音楽がどのように素晴らしいか、それとどう生きていくのか
っていうまとめだったので男は二の次ってのも分からなくはないですが
それはそれ、これはこれでちゃんと描いてほしかった。
その点、1期の時はまだ、のだめの感情の吐露がはっきりしていた分
気持ちがよかったなぁ。
3期はチアキとぶつかり合わないで、ずっとのらりくらりされ感じ。
もっとやりあってほしかった。
せめて、すげー中途半端だった2期と3期を一緒にやってくれりゃ感じ方も
変わったのでしょうが。
恋愛ありきだろという私の見方のせいもありますが
主役カップルよりターニャとオーボエの人のカップルのが微笑ましかった。
初々しくてよかったですねあの二人は。

そんなんで、いまいち盛り上がりに欠けていた最終章でしたが、
キレイにまとまっていたとは思います。キレイすぎてドラマ性がなくなってしまった
弊害もありましたがまあ、こんなもんでしょう。
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