
(私たち、今日も元気です!)
ひだまりスケッチ×☆☆☆ 第12話(最終回)の所感です。
3期目のシリーズ冒頭、物語上ではちょうどノリとナズナが入居し始めた頃に
庭に植えたトマトが食べ頃になり、それを収穫してみんなで料理しちゃおうって話。
文字通りの伏線回収でしたが、トマトが成熟するのと同じように
新入生二人がひだまり荘に慣れ、また新入生同士の仲も最初と比べ
えらく親密になったよっていう対比をみんなとの共同作業で
演出したってことなんでしょう。
派手な事件が起こる性質の作品ではないので、こういうほんわかした
当たり前の日常生活での関係性の変化ってのも悪くないと思います。

ただ、まあずーっと何事もなくほんとに生活してるだけだなぁって。
こういう作品は他にも何作品かありますが、ひだまりの子たちは
みんないい子すぎて生活を見てても面白みに欠けるんですよね。
正の感情しか持ち合わせていないもんだからサザエさんを見てる気分になる。
基本みんな笑顔だから感情の起伏に乏しくて退屈なんですよねぇ。
先に挙げたものがこの作品の特徴であり、魅力であることは
1期からずっと見ているので、重々承知しているのですがやっぱ私には無理っぽい。
あと、今期は特にバストアップやズーム絵が多くてアニメーションに
乏しかったような気がします。最終話だけかなぁ。
シャフトお得意の演出とはいえ、終始画面がのっぺりしていた印象でした。

ラストの風呂シーンでのゆのっちの台詞。
みんなといるとすごく楽しい、ずーっとこの生活が続けばいいなあというニュアンス。
これにえも言われぬ恐怖を感じました。
学生生活といういつか壊れる関係性に依存しているこの子を危惧してなのか、
能天気で楽観的すぎる物言いへのものなのか
あるであろう4期目に対する失望感によるものなのか
ラストシーンの台詞がこれでいいのかという考えからのものか、
判断がつきませんが、とにかく怖かったなぁ。
ああ、ランクはBでお願いします。可も不可もなく。
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