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刀語 第3話

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(2人の時はそうでもないのに、人前では恥じらいがある…よい、非常によいですね)

刀語 第3話の所感です。

3本目の刀を求めて、二人は出雲のお寺を訪れることに。
前回の砂丘から移動するのに三月もかかったようで、二人の仲は
お姫様だっこをしても平気なくらいまで進展してました。
背負うのはダメで、こっちはOKってトガメさんの貞操観念が
いまいち分からないのですが、彼女がいいって言うんだったらいいんでしょう。
シチカは相変わらずの朴念仁ぷりだし、まだ異性としては見てませんね。
(少なくともシチカの方は)

んな、仲睦まじい二人のエピソードをもはやこなすことも必要なくなったのか
今回は刀の持ち主(ツルガメイサイ)と、二人との話、特にシチカがなんでトガメと
旅をしているかについて、現在の心境を事細かにさらけ出す、
彼の人となりを見る回でした。
彼の物言いは単純明快で、普通の胆力なら動じてしまうようなツルガメイサイの
揺さぶりも意に介さず、惚れたから守るの一点張り。
ならどうして、そこまで惚れたのかっていうところが気になりますが
今まで見た限り、惚れるに理由なんて必要あるのかって、ケロっと返しそう。

そんな純真なシチカと、策謀と復讐が胸中をうずまいているトガメが
今後どこかで、破局を迎えることは必至なのでしょうが、それでも彼は素っ気無く
「そうか」
っと果たして答えるのか。
彼が表情を変えて、激情に駆られるのは一体どんなシーンになるのか。
楽しみではあります。

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前の二人に比べて、今回は敵側のお話にも重点を置いたのか、
剣士としての強さや、バトルシーンの見所はあまりありませんでした。
刀の特性がただ数が多いだけという代物で、戦術との相性はよかったのですが
地形効果に左右されるゲリラ戦術なんてものは強いはずもなく。
最後は自ら有利なステージを捨てて、殺されるために林から出た気がします。
あれはもう、刀に魅入られていてどうしても刀を手放す事ができない自分と
その刀に依存してしまいってる寺の子供たち、両方を救うように
ツルガメイサイ自身が分かって仕向けたと受け取るのが妥当でしょうね。

あの闊達な性格なら、償いきれない罪を犯した自分の死に様にはちょうどいいとでも、
思ったのでしょう。側近の双子の子にはそれが予見されていたみたいですし。
剣士としてはアレでしたが、切ない最後でした。

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今回で真庭忍軍の方たちが出落ちで、刺客の試し切られ係という地位が確立されました。
前口上と個性の強さのわりに、弱すぎる(笑
次はCV緑川さんの、前回から強い強いと伏線が張られてきた刺客との戦いのようで。
バトルシーン多めになりそうな予感。

あ、今回は長台詞って感じるシーンは特にありませんでした。
たぶん、ツルガメイサイとか、巫女さんなどキャラクターが多くでたせいで
シチカとトガメだけで話すというシーンがあまりなかったせいでしょう。
2話なんてほとんど二人でしか話してなかったしね。
[ 2010/03/09 23:52 ] 刀語 | TB(0) | CM(0)

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