
(よかったねぇミナ姫さま)
ダンスインザヴァンパイアバンド 第07話の所感です。
生徒会のイケメンとかミナ姫の思惑とアキラ君の疑念なんかの伏線が
ちゃんと消化されて整頓されたお話でした。
バンドを作った理由は横暴を繰り返す悪いヴァンパイアの風評から
よいヴァンパイアを守り、戦うためだったんですねぇ。
ミナは施政者たる義務をちゃんとこなしているわけで、
ヴァンパイア全体の運命と自分の恋愛感情を天秤にかけたら
そりゃあ前者をとるってもんでしょ。
なぜか戦いだす少年ジャンプ的なノリだったけど、
誤解が解けて仲直りできてよかったわぁ。
女王様がわりと壁に磔になったりしてんのに
周りの侍従たちが一切止めなかったのは空気を読んだからかな(笑
いやぁ芯が強くて、猛々しくも可愛い女性キャラクターってのは私のタイプですわ。
悠木さんの演技も迫力があって、可憐でいいなぁ。
たまにすごいダミ声があるけど(チワが庇って前に出た時)それも味ってもんでしょ。

それにしても、吸血行為で襲われる様ってエロいですねー。
傍目からだとレイプにしか見えないし、気持ちよいものだって説明もされてる
てのもあるんでしょうが。(レイプは犯罪です。やっちゃいけません)
被害にあった人たちはワクチン打てば平気って言ってましたけど
伊藤静声の生徒会長さんはもう手遅れなのかな。
ヴァンパイアになった後でもバンドがあるし、そのための学園ってことで
引き続き生徒会長をやるってんならいいんだけれど。
さすがに、そこまですんなりわだかまりがとれるわけないか。

お話はいいんですが、ここにきて懸念していた作画の問題が顕著に現れてきましたね。
表現の規制によるものではない、シャフトさんお得意の音だけ出して、
絵は黒バックのみなんていう、月詠や化物語でもよく見た誤魔化し方が
特に目立った回でした。しかも来週は特別編。分かりやすいですね(笑
このお話でヴァンパイアバンドが建国できたので、あとは真なる巨悪と対峙していく
展開になるのでしょう。それらの戦いや目の前で想い人が告白しているのを
まざまざと見せ付けられたチワ声の優等生の今後や如何に!?
願わくば、ちゃんと気持ちのよい終わり方で〆てほしいものです。