
(副題は「八朔のなる頃に」で決まりですね)
おおかみかくし 第1話の所感です。
都会から閉鎖された村社会という、限定されたコミュニティに放り込まれた
主人公が分けも分からないまま、土着の信仰やしきたりに翻弄されてしまうという、
原案が竜騎士07ってのも納得なお得意?の設定でした。
いや、1話のうちはまだそこまでいってませんが、恐らくそうなるでしょう。
平和な日常の陰で、忍び寄る非日常とそれが当然だと思っている村人たち。
どこか狂気染みている展開はお手の物ってところでしょうか。

いや、変だと思ったんですよ。都会から転入してきた主人公がここまで
クラスメートにチヤホヤされる作品は珍しいですから。
絶世の美少女(笑)ならともかく、しょぼくれたメガネですからね。
名づけ親が意識しているかどうか分かりませんが、あだ名はまんま
ハカセ君になりそうだし。
なんか呪い的なもので、主人公が標的にされているに違いないです。
一目見た時から主人公にゾッコンの五十鈴さんも、本人が意図していないにしろ
なんか裏がありそうだし、描かれているビジュアルをそのまま受け入れる
作品ではどうやらないみたい。
主人公の腰まわりにお尻を密着させながら一回転するとか、
かなり面白エロい動きをしていたのは評価に値しますがね。
これ、気になる人は見るべきです。あり得ない動きですから(笑

八朔祭りが実施される頃にはまた人死が出て、お話がループしていくといったことには
さすがにならないだろうと思いますが、今はまだ謎が多くてよく分からないですね。
ネムリちゃんが大鎌ふって、赤い目の人を滅殺する理由とか。
友達同士が殺しあう狂気に満ちた展開になるか、
はたまたライトな味付けの悪魔退治モノになるのか。
今後も注目です。