やっとまわってきた隊長さんのエピソード。
このアニメが軍隊をテーマにしている片鱗を見せてくれた回でした。
さすがにギャグアニメでもないのに、お気楽ヘッポコほんわか小隊ってだけじゃ
設定の意味がないですからね。
まあ、萌えアニメだと思ったのに騙された!なんて人はいないと思いますが。
このくらいの過去を持っていないとドラマ性も希薄ですし、
然るべき人に、然るべきエピソードがまわされましたね。
終わった世界でも生きたい、意味がないのなら自分で作っていく
という前向きな〆でございました。

隊長を助けた人とリオの憧れの人とカナタが小さい頃に見た金髪の女性は
どうやら同一人物のようで、しかも皇女って呼ばれてましたね。
既に故人っぽい雰囲気がプンプンしてますが、果たしてどのように話に絡んでくるのか。
相変わらず、伏線はちゃんと張りますよねこのアニメ。
その割にメインシナリオがいまいち判然としないのが困りモノなんですが。
次でやっとカナタたちが実戦に出ることになるのかな?緊迫したタイトルだったし。
旧人類を滅ぼしたのが某オルタナティブみたいに、人類ではない未知の機会生命体?
っぽい描写までありましたが、これって2クールですよね。
大風呂敷広げてこのまま、世界は捨てたもんじゃない!みたいな
投げっぱなしENDはイヤですよ。
ああ、でも休戦協定が結べる敵ってことはやっぱり人間同士の戦争なのかなぁ。
よく分からんですたい。

それにしても死体が喋るってのはメルヘンだなぁ。
今のところ物語が面白いってわけでも、女の子たちが特別可愛いってわけでも、
作品の空気感が癒しってわけでもないのが困ったところです。
う?ん、世界観や周りの環境の描写を大切にするあまり、
女の子たち自体の絡みが希薄になっている気がします。
もっと、くわっ!と鷲掴みにするディープな接触があればいいんですけどねー。