実はこっちも見ていました。
お婆ちゃんの代から下着屋メーカーで働いていて、その影響を存分に受けて育った
中学一年生の女の子が、下着の素晴らしさを世に伝道していくこのアニメ。
下着をイヤらしい観点ではなく、体に身に着ける服としての観点から
アプローチしようというコンセプトです。
こう機能性とか色々解説されながら見てしまうと
視聴している側としても、エロさを感じるより下着をパーツとしてしか捉えられない。
そのせいか、アンダーウェアの露出はかなり多いのですが
その…ワカメちゃんが常にパンツ見せてるのと同じ感覚なんですよね。
恥じらいの表情をすることはするのですが、シチュエーションがエロを出す場面では
ないので、どうにも興奮はしないですね。
(いい歳してなに言ってんだという気もしますが)
まあ「ちゅーぶら」という名前なので、エロありきの作品なのかと思いきや
このアニメはそれよりも、女の子たちがキャッキャウフフしている様を、
下着を介して表現する方向性なんだなと今では感じています。

1?4話くらいまでは、主人公たちへの試練が些細ないじめだったり、
身体構造からくるコンプレックスだったり、一方的な体制側からの処断だったんで
正直、素直に楽しめていませんでした。
女の子たちは可愛いのですが、学校がテーマとはいえ、毎回の試練が
こうもネガティブ方面なものばかりだと、見てるほうも気が滅入ってしまう。
もうダメなのかな?と思ってましたが、同好会が設立してからは
みんなで試行錯誤しながら頑張っていこうという前向きなファクターのみで構成された
展開になっているので、穏やかに見ることができています。
あの唯一の男の子部員に惚れてるのかよく分からない耳年増の女の子も
協調性がないようで、徹しきれていないところが可愛い。

今まで下着を体に見につける衣服として、機能性を重視していた主人公が
恋を知り、女として下着と向き合っていく…ってのが今後の展開なのか、
同好会が部として昇格するようなお話があるのか(文化祭とか)
分かりませんが、陰湿な障害ではなく猛然と立ちはだかる試練を彼女たちに
与えてやってほしいものです。
それにしても、こっちの先生も可愛いな。
小萌先生然り、山本先生然り、今期は先生のクールなのかもしれない。