
私はこのブログを始める前から見ているアニメが何作品かあります。
1話から書けないからと、あえてそれらの作品のことは触れずにいましたが
まあこういう雑多なカテゴリなら書いてもいいかなと思い当たりまして、やってみようかと。
ここのカテゴリにはOVAなども入れていこうかなと思います。
ちなみに今見ている作品名を羅列しますと
エレメントハンター
ニードレス
うみねこのなく頃に
花咲ける青少年
銀魂
鋼の錬金術師
獣の奏者エリン
となります。
そんな中から今回は「花咲ける青少年」について書いていこうと思います。
絵柄とタイトルからまず敬遠される作品なので、一回も見たことがないであろう
諸氏に簡単に設定を言いますと、アメリカの大財閥バーンズワース家の
一人娘「カジカ」に父親はあるゲームを申し込みます。
それは3人の男から花婿を決めろというもの。
ただし、その3人は誰かは教えないという傲慢きわまりないものでした。
言わずとも分かるという父の自信の元、カジカさんはおんなったらしのナルシストや
石油大国の亡命王子、ライバル企業の御曹司と次々に知り合っていくことになります。
しかし、カジカには幼少の頃からいつも一緒にいったリーレンという
若くして中国系大企業の総帥である幼馴染がおりました。
果たして、カジカの恋の行方は?というざっくりと書きましたがこんな流れです。

最初こそ、作画もひどくてただ魅力的な男が次々と出てくる上滑りな恋愛模様を
描くだけの話なんだろうなとタカをくくっていましたが、先述の石油大国絡みのお話が
なんとも面白くてついつい次の展開が気になる模様になってまいりました。
当初はここまで引っ張るネタとはついぞ思わなかったのですが、
この国のクーデターなどのいざこざと、王位継承、リーレンとの関係はどうなるかと
気になることは満載です。
子安声の怪しい参謀や、いまやとある科学の超電磁砲で認知された(私的にはまほらばの
時点で認知していましたが)新井さん声の女王様など、濃いキャラを配置しつつ
国家と企業の利害関係に加えて、私情をはさんだ思惑が
長い話数をかけて着々と仕込まれた伏線により今やっと芽生えてきた感じで、
地味ながらも非常に楽しく見られる作品になっています。
ラストはカジカとリーレンが順調にくっつくことを願って止みませんが
いくらでも結末が変わる要素があるので、予断を許さない状況です。
はぁ、楽しい。
あ、福山声のライバル企業の御曹司とくっつくことは決してないのが分かるのが
逆に悲しい(笑
今回は止め絵が珍しく可愛いし、カジカが乙女していたのでここしかないと記事にしました。
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ささめきこと 第07話の所感です。
男の娘こと、アケミヤ君とその妹のお話。兄妹のいざこざに巻き込まれる
相変らずトラブル体質の村雨さんでございました。
なんというかまあ、普通だったらひくような女装癖といった趣味も笑ってすませる
土壌ができているせいで、終始なごやかムードでお話は進んでいきましたね。
小学生としては歪みすぎている感のある妹の「兄への想い」と
それを自覚しつつも付き合い、慈しむ兄の健気な「妹への想い」を堪能する回でした。

私的には自分を男として見てくれない村雨さんにアケミヤ君が憂鬱になって
決別をつけるみたいな正統派な展開を期待していたのですが
この作品は村雨さんと風間以外の要素には
とことん脇キャラに徹してもらう節があるようで。
いまだに写真が飾ってあるようだし、もっとがっついてもらったほうが
ドラマ性はあったのになあ。
ああ、でもそんな重い話やっちゃうとコメディとチグハグになっちゃって
バランスが悪くなるんでしょうな。
パロディとしてはかなり手垢のついたデスノートと黒い三連星とメタ発言を
次々にネタとして繰り出してきたあたり、重くしないよう演出したんでしょう。
いまさら嫌悪感は湧きませんが、これでそれをやるのかぁと嘆息はしました。
ここらへんは好みの問題なんでしょうが。

コメディとして見る分には及第点だと思いますが
こういう過程の中で風間と村雨さんの関係だけをちゃんとやろうとすると
かえって浮くような気がしないでもありません。
そのへんガチ百合を求めている勢力はどう感じているんでしょうか。
もう途中から百合云々より、村雨さんがどのようにうろたえて、行動するのかを
楽しむアニメになってきてますけど、おそらくこれが正しい楽しみ方なんだと思って見てます。