文化祭の出し物の花形、演劇をやることになったっつーお話で
バンドの練習もどこ吹く風。軽音部はずっと劇の練習をやり倒していました。
クラスみんなで準備をする出し物ってことで、今までで一番クラスメイトの
出番があった回でしたね。ツインドリルの子とかポテンシャルの高いクラスです。
毎度のことですが、みんなの表情が豊かで面白かったな。律天国とか(笑
で、同時に律と澪のメイン回でもあったわけで、何かこの二人が
ここまでじゃれついているのを見るのはずいぶん久しぶりの気が。
腰が重い澪をなんとか律が引っ張っていく形は1年の頃から変わらずですね。
和ちゃんの人を動かす指導力も光っていました。直接説得するんじゃなく
おまえのためにみんなが頑張っているんだよと促すあたり、さすが生徒会長です。

後半は別のアニメになってしまったんじゃないかという、
正統派メイド装に身を包んでのバイト風景。人前に出るのを克服するっつーから
何かイヤらしい想像をしてしまったけど、かなり健全でしたね(笑
でも、どっかの広場でストリートライブするあたりが音楽ものとして
妥当なところなのにあんな喫茶で、しかも全員でバイトする事になるとは。
さすがけいおん!!あざといぜ!うん。嫌いじゃない。
律と澪のやり取りに隠れがちでしたが、律があずにゃんを怒る時しきりに
「なかの?」と叫んでいたのが印象的。いつもはあずさって言ってますもんね。
やられっぱなしの後輩が意地悪にやり返す様も実にほっこりする光景でした。
えー、話変わって日頃私が澪に対して思ったことなのですが、
このキャラクターは非常に危ういバランスの元に構成されているなと。
引っ込み思案で自分からは率先して行動を起こそうとしない、
いつもビクビクしているのが彼女の持ち味であり、そのうろたえている様が
萌えを助長しているものと捉えているのですが、このバランスを少しでも間違えると
ただのウザいキャラになってしまうんじゃないかと。
世間様では人気キャラクターということで、受けている属性なのでしょうが
私が見た限り、あざとい、うざいラインと可愛いラインの境界線を行ったりきたりで
評価が安定しないんですよ。
今回は主役をしきりに降りようとする後ろ向きに前向きな姿勢に
もう高三で自分勝手な事言っているなあと思う気持ちがどうしても
ひっかかってしまってですね。律がいなかったらどうしてたんだっていう。
ただ恥ずかしいから嫌ってのじゃなく、私なんかがやってもみんなに迷惑かけちゃうよ
的な心理描写も加えてくれると素直に受け入れられたと思うのですがー。

で、演劇の練習はこれでいいとして、バンドのほうは大丈夫なのかい?
先週必死こいて練習場を探していたような気がするんですが(笑