もう1年過ぎたんですねぇ。作品世界の経過が早くて驚きますわ。
コスダとの二年目の夏エピソードで構成された今回。最初は学校ものでは定番の
水泳授業のお話。山田の向上心というか、自分が一番でなくちゃいけないという
傲慢さが主に金持ちお嬢様に向いて迷走するわけですが、この無鉄砲な行動力が
この作品の原動力になっていると思うので、さもありなんな展開でした。
コスダを堕とすという目的から大分外れた展開でしたが、これは前回からの
流れを受けてのことなんでしょうね。お嬢様は相変わらず山田に彼氏がいると
思い込んでいるようですが、相手が大した魅力のないコスダと知ったら
奪いにくるんだろうか。
ガチのブラコンみたいだから、そこまで頑張りはしないと思うんだけどな。
そういや妹をお嬢様に会わせたとこの意図が不明だったなぁ。
何かの伏線ですかね。

そして、Bパート。コスダの家族旅行のお話。宮野家との合同旅行のため
焦る山田が乙女心の赴くままに現地に行くというまた無茶な話。
つか、サバイバルゲームをなぜ入れた。笑うところなんでしょうが、
あんなところで頑張るくらいなら早めに現地に行って、
宮野とコスダの奪い合いをするぐらいのバイタリティを見せてほしかった。
コスダが抱いているミヤノへの感情ってオッパイだけなのか。不憫すぎるぞミヤノ。
悪いことを想像し始めたら止まらなくなる恋愛の負のスパイラルによって
現地に行った山田ですが、最後は必要以上にキュンキュンしてました。
星空をバックに盛り上げるBGで〆てたし、「それっぽく」無難なオチになってた。
う?んちょっと笑い的に微妙な回だったな。

今2年目の夏ってことは、いい加減何か事を起こさないと童貞と処女のまま
アニメが終わるなんてことになりそうだけど、果たしてどんな方向にいくのか。
コメディものなんで、あまりシリアスにはならんと思いたいですが
一線を越えるぐらいのことはしてもらいたいな。越えてからなんやかんやあって
結局コスダと付き合うことになるって展開が私的にご褒美。
さてさて。