
(空気のように触れ合う二人、いい意味で)
花咲ける青少年 第39話(最終回)の所感です。
終わってみれば、リーレンとカジカの仲を恋のライバルも含め
みんなで取り持ったという〆でした。
これも全てお父さんの手の内なのかな?全く、底が知れませんねあのおっさん。
国軍が銃器もって民間人襲うのもそうですけど、戦闘機まで持ち出して
機銃掃射はいくらなんでも国際問題に発展するだろ!(笑
と思わず突っ込まざるを得ませんでしたが、愛に燃える二人にはそんな常識
最早関係ない。あなたしか見えない。
少女漫画のパワーここにありってことですね。

ギボリ島で自然とともに穏やかな日々を暮らすってとこで終わってましたが
確かリーレンは20でカジカは16ですよね?
ここまで我の強い2人がこのままこの島で終わることはないと思うのですがー
いっそのことラストシーンは二人とも老いていて、子供どころか
孫に囲まれてギボリ島に佇みながらENDでもいいかなって思ったり。
そして、最後に孫が言うんですよ。
「おかあさーん、おじいちゃんとおばあちゃんねむっちゃったー」ってね。
ってこれじゃ何かの最終回と同じですね。でもこういう終わり方好きなんですよ。
なんか大団円!って感じで。

あー、話がそれましたがこんな妄想書くくらい、非常に楽しんで見ていました。
前も言いましたが、ラギネイ編に本腰が入ったところくらいから
ググっと物語に引き込まれるようになり、ついには続きが一番気になるアニメに
なってました。具体的に実感しだしたのは25話からかな。
お世辞にも絵が綺麗とか安定しているとは言えませんし、例えば萌えキャラや
エロなどの分かりやすい魅力にも乏しい作品でしたが
見続ける人を後悔させない出来だったと思います。
武器や経済、政治の考証がリアルってことじゃなく、人と人の好意から生まれる
悲しいすれ違いや切なさ、もどかしい想いがこの作品の魅力。
もちろんカジカや他男子たちの恋模様も重要なファクターなんですが、
最終的にインパクトデカかったのは子安演じるクインザでしたしね。
このキャラクターは非常にいい子安でした。
私のランクはAです。
ランキング概要については
こちら。
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私はこのブログを始める前から見ているアニメが何作品かあります。
1話から書けないからと、あえてそれらの作品のことは触れずにいましたが
まあこういう雑多なカテゴリなら書いてもいいかなと思い当たりまして、やってみようかと。
ここのカテゴリにはOVAなども入れていこうかなと思います。
ちなみに今見ている作品名を羅列しますと
エレメントハンター
ニードレス
うみねこのなく頃に
花咲ける青少年
銀魂
鋼の錬金術師
獣の奏者エリン
となります。
そんな中から今回は「花咲ける青少年」について書いていこうと思います。
絵柄とタイトルからまず敬遠される作品なので、一回も見たことがないであろう
諸氏に簡単に設定を言いますと、アメリカの大財閥バーンズワース家の
一人娘「カジカ」に父親はあるゲームを申し込みます。
それは3人の男から花婿を決めろというもの。
ただし、その3人は誰かは教えないという傲慢きわまりないものでした。
言わずとも分かるという父の自信の元、カジカさんはおんなったらしのナルシストや
石油大国の亡命王子、ライバル企業の御曹司と次々に知り合っていくことになります。
しかし、カジカには幼少の頃からいつも一緒にいったリーレンという
若くして中国系大企業の総帥である幼馴染がおりました。
果たして、カジカの恋の行方は?というざっくりと書きましたがこんな流れです。

最初こそ、作画もひどくてただ魅力的な男が次々と出てくる上滑りな恋愛模様を
描くだけの話なんだろうなとタカをくくっていましたが、先述の石油大国絡みのお話が
なんとも面白くてついつい次の展開が気になる模様になってまいりました。
当初はここまで引っ張るネタとはついぞ思わなかったのですが、
この国のクーデターなどのいざこざと、王位継承、リーレンとの関係はどうなるかと
気になることは満載です。
子安声の怪しい参謀や、いまやとある科学の超電磁砲で認知された(私的にはまほらばの
時点で認知していましたが)新井さん声の女王様など、濃いキャラを配置しつつ
国家と企業の利害関係に加えて、私情をはさんだ思惑が
長い話数をかけて着々と仕込まれた伏線により今やっと芽生えてきた感じで、
地味ながらも非常に楽しく見られる作品になっています。
ラストはカジカとリーレンが順調にくっつくことを願って止みませんが
いくらでも結末が変わる要素があるので、予断を許さない状況です。
はぁ、楽しい。
あ、福山声のライバル企業の御曹司とくっつくことは決してないのが分かるのが
逆に悲しい(笑
今回は止め絵が珍しく可愛いし、カジカが乙女していたのでここしかないと記事にしました。