
(面白いとかそーゆー次元じゃない、凄い)
BLOOD-C 第12話(最終回)の所感です。






10話までの流れを茶番と言い放ち、種明かしをし始めた時は
このまま尻つぼみでいくのかなと危惧しちゃいましたが、完全に杞憂。
グロアクションと言いましょうか、登場した人間んで死んでいない割合のほうが
圧倒的に少ないその徹底ぶりに、体が震えました。
特に12話ラスト、古きものが市街を蹂躙するシーン。
ベルセルクの「触」でも起こったかのような血の饗宴には、
思わず見入っちゃいましたよ。
殺り方も残虐なやり方目白押しでユニークだったしなあ。
話のテンポが間延び気味で悪く、どんでん返し(笑 みたいな展開でしたけど、
一転突破したグロの破壊力と手抜きのなさは評価せざるを得ません。
子どもが見たら性格がねじ曲がること請け合いの描写をこのご時勢に
よくぞやりきった。
良作にも、凡作にも駄作にも収まらない。これはDランクいっちゃいましょう。
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(グロ面白い 誰が死んでもおかしくないチキンレース始まった)
BLOOD-C 第06話の所感です。












わりと町民に被害が出てたんで、どうするんだろこれと思ってたらとうとうきましたか。
いやー、あの死にっぷりには某魔法少女を想起せざるを得ません。流行ってるし、
リスペクト入ってたのかもしれんね(笑 もっともその後の死体描写はさすが
血を冠するタイトルのとおり、ド直球でございました。必要以上にドバドバ。
深夜にやってんだから白飛ばししなくていいのになあ。
まあ規制コードってやつですよね。
今後もガッスンガッスン人死にが出そうだから、規制多くなりそうだ。
男性より女性がグワってやられた時のが印象に残るのは…
リョナ…ってやつなのかな。
お父さんと喫茶店のマスターの素振りから、サヤにある種の洗脳を施しているのは
間違いなさそう。戦いに専念させるよう町民や友の死を考えないようにしてますね。
こうなると戦うための使命、約束ってのも後から植え付けられたものと
考えるのが妥当か。だとしたら、悲惨な運命しか残ってなさそうな…
唯一サヤに忠告してくれたいい声の犬が味方なのか、注目ですね。
5話の境内でのこともあるし、化物が神出鬼没。
サヤ以外のキャラは誰が退場しても不思議じゃない状況になったので
今後もドキドキしながら見たいと思います。
もう通学路での歌は聞けないだろうなあ(笑
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http://blog.livedoor.jp/rin20064/archives/52207893.html

(平穏すぎる日常と激しすぎるバトルのギャップがよし)
BLOOD-C 第01~04話の所感です。












片田舎を舞台にした神社の娘、サヤが箱入り娘ゆえに常識外れな価値観と
人の良さからクラスメイトにからかわれたり、想いを寄せられたり
ファザコンだったりする長閑な日常を描く…のは主にAパートの役目。
Bパートは打って変わって、突如出没する「古きもの」と言われるモンスターと
代々、この化け物たちを討つための刀と使命を受け継いできた家柄である
サヤが切った張ったの血生臭いバトルバトルバトル。
4話まで見ましたけど、毎回作画が動きまくてて臨場感バッチリ。
さすがブラッドシリーズってとこですね。
一応説明しとくと、十年以上前に映画でブラッド、そして数年前に
テレビアニメでブラッド+って作品がありました。
話的には全く繋がりはありませんが(たぶん)
全てに共通していることは制服の女子高生が刀を持って、化物と戦うってとこ。
それだけに、バトル描写の気合は十分なんでしょう。
サヤが一方的に勝つだけじゃなくて、わりと苦戦するのもあって
見応えありますよ。
あとはサヤに描写を絞って、これでもかと可愛らしく描かれているのが
バトルとのギャップになっていてよろしいです。
人を疑うことを知らない純粋さが、逆に何かに操られているようでもあって
怪しい雰囲気を醸し出している。
一体何が隠れているんだろうと、一筋縄ではいかないとこも面白いですね。
4話で最後に境内にもどった時に記憶の混濁が見られたようですけど
赤目になったときの記憶はないってことかいな?血がついてること自体に
驚いてた節もあるし、こりゃ気になるわい。
困った顔をするお父さんはじめ、明らかに哲学的なモノローグを言っているのは
フミトさんだし、担任の先生は絶対にどっかの研究機関の回し者だろうしで
この先の展開が楽しみです。
あの性格のわりに人死についてはわりと無頓着なサヤが今後どう苦痛の表情を
浮かべながら戦っていくのか。
地味だけど、出来は確実な作品だと思いますよ。
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