
そらのおとしもの 第13話(最終回)の所感です。

意図的にあまり触らずにいたニンフとお空の黒幕との因縁、そしてイカロスの引け目を
解消するのにこの作品にしては珍しく、全編を使って描かれていました。
今までを見ていると最後に何か遊びがあるのかと思ってしまうものですが
さすがに何もなかったですねぇ。少し物足りない感はありましたけど
無難に最終回しててよかったんじゃないでしょうか。
イカロスすげー強かったし、ニンフはしおらしくて可愛かったし。
鎖が人間の力だけで断ち切れるものとは思いもしませんでしたが
これで欝な心配事はなくなったのかな。
あの様子だとお空のご主人様がデレ発言したらまたなびきそうでアレなんですが。
まー、これの反動でDVDの特典映像では甘甘でエロバカな後日談を
つけてくれるに違いないと信じてます。

うん、終わりがどうだからって今更この作品の評価は変わりません。
(ちゃんと伏線回収してるだけなのにこんな言い方される作品も珍しいですが)
テレビアニメとは思えない高作画のエロ絵に
バカな主人公の妄想が現実になる設定をそのまま映像化した
ブレーキのついていない暴走列車のような勢いがありました。
可愛い女の子と明るいエロを求めているなら間違いなく、心を満たしてくれます。
A評価ですねー。
ラストの敵二人のうち一人が岡本さんで吹いた。
まだまだやれますねぇ?。
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そらのおとしもの 第09話までの所感です。
主人公がとにかくしょうもないエロバカで、エロそのものはともかく
かますネタの下品さでは他の萌えアニメの追随を許さないと思います。
今回のトモキタワーがあまりにもくだらなすぎて、この考えは確信に変わりました。
調子がよくて、エロくて強引という昭和アニメではステレオタイプな主人公を
あえてこのご時勢にもってくることと、そんなアクの強さをものともしない
演出と作画力の高さで萌えアニメとしてのラインをちゃんと保っているあたり
よいバランス感覚で作られている作品だと感じます。

冒頭のニンフや前回までのイカロス覚醒までの流れから見るに
スタッフがシナリオのメインであるイカロスと天上人とのいざこざを
極力コンパクトに、本当に描きたいエロコメの部分を阻害しないように
気を使ってエピソードを配置しているのも上手いなあと思います。
やっぱり、こういう作品のシリアス展開って1番どうでもいい部分ですものね。
感動したいから見ているわけじゃないし。
それを分かっているからこその構成。
前半でそはらさんがヒロインポイントを使い切ってしまったらしく
今はイカロスが急激にヒロインポイントを上げてきていますね。
ニンフもツンデレという特性を武器に追い上げてきてますが
如何せん、彼女が絡むとメインシナリオが見え隠れするので
なかなかはっちゃっけて振舞えないのが向かい風か。

たぶん1クールなので、ラストに向けてシリアスパートが
増えていくのはどうしようもないことなんでしょうが、
このスタッフがどこまで抵抗ができるか見ものでございます。
ただ、言えるのは最終回のラストシーンはパンツが鳥になって舞っていたりと
カオスな絵面で終るだろうということ。
このアニメならやってくれると思ってます。
それにしてもキャプチャーする絵に困らない作品でいいなぁ。

そらのおとしもの 第02話の所感です。

あらかたのアニメの1話を見ながら、ネットで話題になりまくっていたこの話を
やっとみることができました。いや?バカでいいですね?非常に(笑
斬新という言葉では片付けられないスタッフの高次元での変態度と
バカさには頭が下がる思いです。
ここ数年アニメを見てきて、ここまでくだらなくてクオリティの高い映像は
見たことがありません。このエピソードは人々の記憶に残り
語り継がれるものとなるでしょう。
と、あまりにインパクトの大きいパンツ鳥化現象で目を向けられていない
部分になっていますが、1話のうちに数十着のパンツをはかされるヒロインというのも
相当変態レベルが高いと思います。しかもはく度にどっか飛んでいくとか。
パンツをはかせてくれることがヒロイン同士の相互理解のきっかけとか、
どんだけカオスなんだこのアニメ(笑
変態に作画力、演出力というパワーを持たせると怖い…そう実感させてくれた回でした。
これが新タイプのエロコメの形なのか。
かの迷作バカエロアニメ「かのこん」とは違ったアプローチでエロへの探求を続ける、
そらのおとしものに今後も目が離せません。
そらのおとしもの 第01話の所感です。

内容だけ見ると80年代から続くすっごく典型的なオチモノですが、
主人公の奇抜な行動とエロ作画が視聴者を退屈させませんでした。
いきなり何でも願いが叶うとなったら、躊躇して毒にも薬にもならない願い事をするのが
定型ですがこの作品ははっちゃけてましたよねー。
俺は普通が1番いいよ、と普段抑えている欲望が全て出てしまった感じ。
型にはまらない行動で、今後が期待できる主人公でした。
でも、1話で夢オチというリーサルウェポンを使ってしまったら
今後何やろうがそれで終っちゃう気がしないでも…
まあ、同じオチは二度やらんだろうしバンブーブレードのスタッフらしいので
心配することもないでしょうがね。
そらから落ちてきた他の天使との安易なバトルものになることだけは
避けていただきたいところです…ってかそれなんてDears?