
(夜這い系女子。そういうのもあるのか。)
輪るピングドラム 第08話の所感です。









1話のうちに夜這いを2回もかけるアグレッシブな女子は
ついぞ見たことがなかった。それもガチで孕もうとしてるとか
苹果はマジで取り憑かれてるね。家族のためってことで少しは同情の
余地があるかなと思ったけど、完全にサイコだわ。
作品が作品ならホラーが描けるくらいの存在。
この作品ではいつもボケてるペンギンとツッコミの晶馬のおかげか
そこまで重くはないけどね。
目の前で実の父が再婚相手にプロポーズしてるの見たら、動揺するわなあ。
家族の絆を取り戻すために頑張ってきた苹果なら尚更。
西部劇の妄想で心の整合性を保つでもしないと壊れちゃうって演出も分かるねえ。
重くなりそうなとこは、こーゆーはぐらかし方というか、いい意味で訳の分からない
演出で地ならしをしてくるのがこの作品の特徴。
面白いかは別にして、混沌としているのがこの作品の持ち味だもんね。
破ける日記帳、まさかのスタンドプレイ。
そして畳み掛けるようなサブタイトルと、物語は後半に急転直下。
サブタイトルの見せ方が演出になるって作品はちまちまありますけど
この回は正にそれでしたな。ちょっと唸ってしまった。
私は晶馬が苹果に惚れてるって解釈したけど、どうなんかね。
一回死んだ人でさえ生き返る作品だからまさかこのまま退場ってことはなさそう
だけど?むしろ苹果と晶馬が今後どうなるのかって方が気になる。
姉が死んでから何年も閉ざされていた苹果の心を解き放つ鍵になるのだろーか。
あれ、苹果マジヒロインじゃね?
ピングドラムはどーした。
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(得体がしれない、あやふやさ)
輪るピングドラム 第05話の所感です。












ミュージカル能登を前にして、どうやっても勝ち目が薄そうな苹果ですけど
離婚した父にも愛想をつかされているようで。
ストーカーはアレな行為だけれど、病的なまでに人恋しくなる要因が
見え隠れしてますな。
高倉兄妹と接してる時は普通にいい子だし、憎めない子であることは確か。
悲恋は必死とはいえ、悲惨なことにはなってほしくないな。
もっていた日記帳に特殊な能力はないのか、書いたことが真実になるのか
いまだに判然としないですね。これはまだピングドラムとは何なのかって
意図的にボヤかしてるんだろうな。
同じく日記帳を持ち、何やらペンギンのアイテムも駆使している
堀江さん声の新キャラがまた謎。何が目的で動いているのやら。
そして、陽毬を何としてでも守ると誓った幼き日の冠葉の決意と
高倉家の事情ってのが少しずつ描かれてきました。
両親は亡くなっていると思ったけど事情が違うみたいね。また謎が一つ。
冠葉が帽子を取り返すシーンは固唾を飲んでました。
この作品なら失敗して終わるってのも十分あり得るし(笑
苹果の恋路が解決しないままに、新キャラ、新展開、新伏線と
なかなか全容が掴めないですね。
生存戦略、ミュージカルに代表されるあやふやでともすれば馬鹿らしい演出。
やっぱ他とは違う空気だよなあ。

(せいぞんせんりゃくー!…やっと言えた)
輪るピングドラム 第01~03話の所感です。












穏やかな朝食に水族館めぐりから急転直下しての妹の死。
さらにどんでん返ししての復活、そして生存戦略!
のっけからとらえどころのない、いい意味でふわふわとした不思議な魅力を
醸し出している作品。こりゃ一筋縄ではいかんね。
妹の死と直面したり、ディープなストーカーやってるサイコ娘がいたりと
一見もの凄い異質なことをしているのにそうは思わせないのは、爽やかな演出と
ワケが分からない変身時のおとぎの国にでも迷い込んだような演出、
どこから来たのか検討もつかない帽子の精霊?とペンギンなんかの危うさの
せいなのかなと思う。
正直、今の状態でどこがどう面白いと絶賛することはできないのですが
展開に目が離せなく、ピングドラムが何かってのが気になるのは確か。
声優が新人さんなのか、役者さんなのか、多少あれですけど
すぐ気にならなくなるしだし問題ないでしょう。
他のアニメとは明らかに違う、強い個性をもってる作品ですな。
そういや神様ドォルズに、夏目友人帳参に、これと
ブレインズ・ベース制作のアニメが今期三つ目もあるんだよなあ。
スケジュールとか平気なんだろうか。
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