洗脳された仲間たち～ラストまで一気見した感想としては、ところどころで
ブルーローズやら台詞のセンスは光るものの、お話の流れ自体は突出して面白いって
ところはありませんでした。読めるご都合主義が炸裂してて、悪くはないんですけど
絶賛するほどのものではなかったかなと。
痛快だったのはアニエスのヘリコプターのシーンくらい。
バニーがお姫さんだっことか抑えるとこはきてるんですけどね。
まあこれまでの面白さがあるせいか、求めるものが高すぎたってのが
あるんでしょう。

総合的に見れば、今年度を代表する面白さのアニメになってたと思います。
ヒーローというあえてダサい要素を全面にもってきて、
しかも主人公が30すぎのオッサンという、これまでの深夜アニメの発想を覆す
ネタであるにも関わらず、コテツに代表されるひょうきんなトークと
コメディ色を忘れない小気味いい会話劇で見ていて退屈させない。
アニメに新しい魅力を打ち出してくれた作品だったと思います。
萌えアニメ然としたものでなく、こーいった意欲作が成功する分には
まだまだ、日本のアニメも捨てたもんじゃないなと思わせてくれますね。

私にとっては、ラストで盛り上がりに欠けた感がありましたけど
その新鋭性とそれまでの面白さの積み重ねを汲んで、
ランクはSにしたいと思います。

ウロボロスに、ルナティックとまだまだ伏線は残ってるんだから
2期もちゃんと面白くなってくれると期待したいですね。
そんときは楓も実戦力として、投入されるといいな。マジ万能だし。
あと、作画も安定してくれると嬉しいな（笑

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コテツの引退騒ぎから急転直下、あれよあれよという間にコテツ対ヒーロー軍団とか
ほんと、先が読めない展開で面白いですなあ。
今まで散りばめられてきた色んな要素を違和感なく、
熱くメインシナリオに絡ませてくるんだもの。まいるねこりゃ。
バーナビーの仇、コテツの能力減退、カエデの能力発現、
本当の悪しか狙わないルナティック、記憶をなくしたヒーロー達、
そしてコテツが何を考えてヒーロー達を呼び寄せたのか。
気になる事項がありすぎて、ワクワクとドキドキが止まらないよぼかぁ！

主人公が挫折し、打ちひしがれ、どうしようもなくなった時に
仲間が助けてくれるってシチュエーション。私大好きなんですよね。
ジャクソンがコテツの元に駆けつけたシーンよすぎる。
ホットドッグ食べて二人して絶望的な笑い飛ばすなんて
最高に痛快じゃないですか。
楓とおっかさんが涙を流して抱き合うとこも胸があんま～い蜜で満たされるほどに
あたたかいシーンだったなあ。ここぞとばかりにヒーローだって明かすんだもの。
憎らしいタイミングだわ～。

人気が出るのも納得の作品。あとは着地点を気にするばかりですが
杞憂に終わるでしょう。笑顔で追われる最高のフィナーレを期待してます。

…東京MXの放映日時が遅いのが憎い（笑

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普段はスカしているバーナビーも親の仇となると、人が変わったかのように
熱くなりますね。ヒーローに熱血的な要素は必要不可欠だし、いいと思います。
4歳からのトラウマと結構重い内容ですけど、そこら辺はサラリと流して
わりとケロっと戻ってきたね。
バーナビーはヒーロー協会？の偉い人とつながりがあるようですけど、
事情通ってことでいいのかな。

で、新キャラは悪即斬スタイルのダークヒーローな感じ。
悪人は死んで当然を地でいっているみたいだし、バーナビーの言っている組織とは
関係ないんじゃないかと私はふんでいるんですけどね。
弁護士やってるし、正義には潔癖な印象があるから、裏で繋がってるなんてことは
ないと思いたい。こう書くと、よくよくデスノートのミカミと被りますな。
行き過ぎた正義ってやつですね。

にしても、ネクスト使いが誰でもヒーローになるわけじゃないってことは
危険人物として体制に管理されててもいいと思うんだけどな。
いつかのやたらデカい巨人を暴走させるような少年もいることだし。
この辺のネクスト使いとヒーローの闇部分は本編で語られるのかしら。
まあ、作風に合わない気もしますが、どんなことが起こっても
コテツが陽気に笑い飛ばしてくれるでしょう。

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NEXTという固有の特性を持った能力を発現した人間がHEROとして
悪と戦うことが常識となっている世界。
それらHEROに各社スポンサーがついて、活躍を生番組で報道し
ランキング付けしていくというはじけた世界観のお話です。
命のやり取りをもテレビ生放送ってノリが開放的でアメリカンな感覚で新しい。
そんなHEROの中でこの道10年を過ぎ、全盛期から衰退期に差し掛かろうと
している三枚目のおっさんが主人公（タイガー）のアニメです。

HEROにスポンサーがついて、それを生放送して格付けってのも面白いですが
スポーツ選手みたいに実際に存在する会社のロゴを入れてるのも目を引きますよね。
ソフトバンクとか牛角とか。これだけで掴みはOKでしょう。
キャラの名前覚えなくても～のロゴの人で済むし（笑

お話は一話完結で必ずスカッとする〆をもってくる気持ちの良いものになってます。
あまり捻りはなく、ヒーローものではド安定のエピばかりになってますが
確実にキャラを好きにさせてくれるものが粒ぞろいで、楽しいですね。
小刻みにジョークを挟んでシリアスになりすぎない力の抜け具合も小気味いい。
少し間違えれば地味に仕上がってしまいそうな流れですが、
タイガーのお節介なお人好しさと熱い正義の心とうだつが上がらないこその愛嬌さで
退屈することなく見ることができてます。頑張るおっさんが主人公ってのもいいよねえ。
いがみ合いながらも徐々にバニーと息があっていく過程も
丁寧な心の近寄り方でいい感じ。
あと他のヒーローも個性的で当番回が待ち遠しい。
見切れることに命をかける折紙サイクロンが気になりすぎる（笑

試聴する前からネットで話題になっていたので、どんなもんかと臨んでみましたが
みんなやっぱり素直なお話が好きなのねと思って安心しました。
話題にさせるのに重要なのは他と被らないネタをどれだけ仕込むかってことと
それに見合うそつのない作品作りってことか。
私も結構好きになりました。イチオシですねこりゃ。

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