
(わりと楽しめました)
ユルアニ? 第22話(最終話)の所感です。









動画枚数を極力抑えたバストアップの絵の多用と、変化のない構図、
いわゆるフラッシュアニメ然とした作風で統一されていた
オムニバス形式の枠も終わっちゃいました。
枠内の作品を取っ換え引っ換えして、続いてくのかなと思ってたんですが
あんまり視聴率いかなかったんですかねえ。
最初から好きだったのは絵柄も相まって霊媒先生だったのですが、
終わってみれば、ハト動画以外はそこそこ楽しめるようになってました。
シマコーが最初は…だったのですが、途中から歴史パロに路線を変更してきたので
気づいたら笑って視聴できるようになってましたねえ。
ただ、全体的にコメディ押しの作品群でして、狙ってやってるんでしょうけど
見ててクスっと出来る程度の軽い仕上がりのものばかりで
爆笑できるインパクトがないのが、物足りなかったですね。
シマコーや江古田ちゃんなどのネタのチョイスや時間帯的に一般人層を狙っているので
味付けが濃すぎるとひかれてしまうって恐れもあったのかな。
軽く笑いたい時なんかはうってつけの作品ですけど、心に残るかって話になると
首を傾げざるを得ないです。
そんなわけでランクはBでお願いします。
最後、霊媒先生が普通のアニメになってたけど、
正直フラッシュアニメの時のが可愛かったな(笑
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(フラッシュアニメアラカルト)
ユルアニ? 第01話~第04話の所感です。









バストアップの止め絵と正面からの構図を駆使したいわゆるフラッシュアニメ系の
作品群によって30分が構成されている枠です。
「ユルアニ?」ってのは枠自体の名前で作品の名前ではなです。
おそらく「ノイタミナ」や「アニメノチカラ」的なことを
日テレもやりたかったんでしょう。
今どき女子の生態を赤裸々に語る江古田ちゃん、へっぽこニュース番組を作る
汐留ケーブルテレビ、心霊能力で頑張る霊媒先生、島耕作を使ったギャグ週刊シマコー
などが主なタイトルです。他にもちょこちょこありますけど、
添え物程度の存在感しかないのでどーでもよしです。
初手に江古田ちゃんを配した構成を見るに、アニメを全く見ない若い女性を
ターゲットにしてるんでしょうね。オタクくさくないシンプルな絵の画面作りに
男や性の愚痴をコメディチックに描くなんていかにもじゃないですか。
どの作品も笑わせることを主眼としてますが、その中で私が気に入ったのは
汐留ケーブルテレビと霊媒先生。
汐留ケーブルテレビはツッコミが追いつかない不条理なボケの連続と
それをひたすら突っ込んでいく敏腕ニュースキャスターの掛け合いが面白い。
どこかで見たようなつくりですけど、ニュースだけあって時事ネタと
絡ませてくるのがいいですね。
霊媒先生はこれら作品群の中では絵柄もアニメアニメしてるし、やりようによっては
萌え作品としていけそうな題材。掃き溜めに鶴というか、紅一点というか
アニメオタクとしてはこーゆー普通の声優さんが普通の絵でやってるのを見ると
安心して見てしまう、いわばオアシス的な存在。
単体でやってたらどうってことないネタでもこの中でやることで、
その普通さがいい方向に働いている気がします。
まあいずれの作品も肩の力抜いて見る系ですね。
そこまでつまらなくもないので、気になったらどうぞ。