
(そういえばタイムスリップものだった)
戦国乙女~桃色パラドックス~ 第13話(最終回)の所感です。









女の子しかいなかったり、真紅の甲冑なるものが存在する世界だったので
完全に異世界ものだと思ってたけど、副題にもあるとおり
一応時間を遡っている設定だったのよね。伊達先生がなんやかんや言うまで
すっかり忘れてた。シュタインズゲート風に言うと過去の時間軸へ
世界線を越えて飛んだってことかな。あまりにも現代とかけ離れている世界だったから
過去だってことが全く感じられなかったわ。
徳川が暗躍し、伊達が掠め取ろうとした真紅の甲冑も真の君主たる資質に
目覚めた織田の手によってかち割られたと。
この大将は最後まで全くブレがないカッコいい人でしたな。本能寺の変での
炎の中から矢を射って敵はどこだ~ってのから天下布武シーンには惚れました。
ヒデヨシが渡したストラップとか、元の時代に何かしら影響が出てくる布石かなと
思いましたが、普通に考えれば女の子しかいない世界が直結してるわけ
ないもんな(笑 少しもの寂しかったですけど納得ではある。
最後まで謎だったシロが現代にも出てきたってことはあの犬はタイムパトロール的な
存在ってことかな。この続くかもしれないというアンニュイなオチは
80年代してて実に懐かしい。
武将に扮した可愛い女の子がキャッキャウフフするだけではなく
意外と言っちゃ失礼かもですけど、芯の通ったテーマがあるアニメ。
ただ萌えアニメであるが故、見やすさを重視するための
いい意味での適当さが作品の格式を落としているのも事実。
こまっしゃくれた時代考証と照らし合わせるのではなく力を抜いて、
女の子同士が仲良くし、戦う様子を楽しむスタイルがこの作品には
合っているのだと思います。
そんなん踏まえてランクはBでお願いします。
もう少し露骨なことしてくれればねぇ。良くも悪くも真面目だった。
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(安定のB級枠)
戦国乙女~桃色パラドックス~ 第01話~第04話の所感です。















平凡な女子中学生が不思議パワーで飛ばされてしまった異世界。
女の子が甲冑を纏い、戦うその世界は男という種が存在しない戦国時代であった。
どうやら単にタイムスリップしたわけではなく、違う宇宙に飛んでしまったという。
こんなわやくちゃな設定なのに、当の主人公が元の世界に戻ろうという願望すら見せず
主君となったノブナガ(もちろん女)の命令にただひたすらに従うだけという
何ともお気楽なお話でございます。
キーになりそうな人語を喋る犬もやんわりとネタをふっただけで
あまり追求されなかったしなぁ。
なんかもっとがんばれよって主人公の子(ヒデヨシ)に言いたいわ(笑
いまのところ戦国時代風なのに合戦はなく、武将同士の絡みに終始したエピソード。
それもこれも全て揃えれば天下が統一できるっつー「赤い甲冑」をノブナガが
所望していて、戦いがそっちのけになっているせい。
まあこの設定、絵面で架空戦記ものやるっつっても製作陣の体力が続かないから
いいんですけど剛毅な性格のノブナガと「赤い甲冑」集めは
いまいち結びつかないんですよね。
彼女だったらこんなものなくても、天下統一シテヤンヨって
言いそうなもんじゃないですか。
有名な武将や故事を適当に引用しつつ、女の子にワーキャーやらせたいという
コンセプトと人死にが出そうにないゆるすぎるお話の流れ。
今やってるアニメの中で、間違いなく一番になることはありませんが
この力の抜け加減を楽しむことができる人はきっといるはず。
色々なものを諦めた上で見ればこの感じが快楽に変わることもある。
そんなアニメ。
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