
夏のあらし!?春夏冬中? 第13話(最終回)の所感です。
ほんと、夢のように馬鹿馬鹿しくて、少し切なくて、愛おしくて、楽しく見られた
1クールでした。1期を見た人にはお世辞ではなく、全編後日談か、
特典エピソードのような構成だと思います。
毎話エンドロールが流れるタイミングでニヤついていた自分が恥ずかしくもあり
いいものを作っていただいたと、スタッフ方に感謝したい気持ちでいっぱいです。
カヤさん含めた女性陣が完璧にボケに徹し、出番というヒロイン力を
身につけたジュンくんと、恋愛感情というヒロイン力に目覚めたアラシさんという
完璧に和やか布陣で最初から最後まで、滅茶苦茶平和に見ることができました。
登場人物全員に愛着が持てる作品。懐メロをアレンジしたものをBGにしたり、
シャフトお得意の物語の本筋に全く関係ないけど、何か背景で動いているという
遊び心も雑多な喫茶店という舞台に合っていて最高でした。
何気に無意味にクネクネ踊っているマスターとかね。

ただ、まあ原作が終わっていないのでしょう。
アラシさんがなんで幽霊になったのか、夏の終わりにどういう別れが訪れるのか
という根幹に関わるエピソードは全く語られなかったのが、不満っちゃ不満かな。
でも、よくこの構成で2期をやることにしたなぁとは思います。
ずっと遊んでるか、恋愛ものなんだもの(笑

と、まあそんなところです。何かと間抜けで、いい感じに力が抜けていて
それでいて突拍子もない勢いだらけの2期ではございましたが、私的に大満足。
楽しい気分になりたい時に何回でも見返したいなぁ。
それも1期のあの積み重ねがあるからこそと思います。ギャップ萌え…なんですかねぇ。
前期がAだったので、多少贔屓目かもしれませんがこれはもうSでいいでしょう。
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夏のあらし!?春夏冬中? 第06話の所感です。

30分かけて冷やし中華を作ろうというお話。
この作品では鉄板ネタの食べ物に関するタイムリープギャグです。
前はイチゴ爆弾とか牛乳とかやってましたね。
今回のお話のような、1つの場所、例えば喫茶店の中に代わる代わる人が入れ替わり
ひたすらをそれを時系列順に描写していく方式をなんて言うのでしょうか。
たぶん何か演出技法的な専門用語で呼称があるんでしょうが、
夏のあらし!はこの方式を多用します。
きっちりとした時系列の中にタイムリープというイレギュラーを
組み込むことで矛盾を矛盾でなくする、みょうちきりんなテイストのギャグが持ち味ですよね。
今回も楽しく見られました。

はぁ、それにしてもあらしさんとカヤさん可愛いなぁ。

夏のあらし!?春夏冬中? 第04話の所感です。

1期でキャラの紹介がほとんど済んでしまったせいか、
ここまではラブコメめいた楽しげなエピソードばかり続いていて、健やかに見ることが
できています。特にジュンくんのクローズアップぶりが顕著でこの子メインの
お話が4話中、3話とスタッフのてこ入れっぷりがもの凄いです。
そんな計略にまんまとはまり、ジュンくんが可愛すぎて生きているのがつらい私ですが
アラシさん、カヤさんの天然っぷりもよくてですね。ギャグのテンポもいい感じでしてその。
私やっぱり、この作品が大好きですわぁ。
パンツを冷蔵庫の中にぶちまけるとことか、何かと勢いがあって笑えます。
みんな楽しそうで実によい、よいです。
ナリを潜めている戦争モノの描写が後半なされ、ハードな展開になることは
約束されていますが、今は素直にタイムスリップラブコメを楽しんでいたいです。
アラシさんもはじめちゃんのことをようやっと意識しはじめたし、
こりゃあ切ないことになりそうです。楽しみであり、不安でもあり。
夏のあらし!?春夏冬中? 01話の所感です。

本格的に秋になろうとしているこんな季節に真夏のエピソードという問答無用っぷり。
まあ、アラシさん達は夏の間しか存在できないって言うんだから仕方ないですが。
この面長としたキャラクターデザインは野暮ったくて逆に新鮮でよいですね?。
お話はもう、アラシさんじゃなくてジュンくんがメインヒロインにシフトして
ラブコメでもやりそうな雰囲気でしたが、そう素直に事が進むとは思えませんな。
何故ならアラシさん達幽霊の、幽霊になったきっかけのエピソードが
全く語られていないから。
1期と同じく、凄惨な戦争描写が入るのでしょうねぇ。
それを思うと今から気が気でないですが、まあとりあえず楽しそうな主人公たちに
癒されておきましょう。ジュンくん可愛かった。